- スピーカー内蔵モニターは配線を増やさずすぐに音が出せるのが最大の強み
- 出力は2W×2ch程度が主流だが、2.1chやウーファー搭載モデルなら迫力も両立できる
- FPS向けサウンドモードを備えたモデルは足音などの定位感がつかみやすい
- 配信・実況用途では別途マイク環境と組み合わせるとバランスが良い
- 予算やパネルサイズに応じて内蔵スピーカーの優先度を決めるのが失敗しないコツ
PCまわりをすっきりさせたい人にとって、モニターにスピーカーが内蔵されているかどうかは意外と大きな分かれ道になります。外付けスピーカーを置くスペースがない、配線をこれ以上増やしたくないというデスク環境では、スピーカー内蔵ゲーミングモニターが有力な選択肢です。この記事では内蔵スピーカーの特徴や選び方を整理したうえで、Amazonや楽天市場で購入できるおすすめモデルを紹介します。
スピーカー内蔵ゲーミングモニターとは
スピーカー内蔵ゲーミングモニターとは、その名の通りディスプレイ本体に音声出力用のスピーカーユニットを搭載したモニターのことです。HDMIやDisplayPortで映像と音声を同時に受け取り、モニター単体で音を鳴らせるため、ヘッドセットを使わないカジュアルなプレイや配信の動画視聴などで重宝します。
- デスクの上にスピーカーを置くスペースがない
- ヘッドセットを毎回つけるのが面倒
- PC作業や動画視聴と兼用でモニターを使いたい
もともとゲーミングモニターは高リフレッシュレートや低遅延を重視して設計されるため、音質面は簡易的な仕様にとどまるモデルが多い時代が続いていました。しかし近年は、独自チューニングのスピーカーユニットやDSPによる音場補正を組み込んだモデルも増え、内蔵スピーカーだけでも十分に楽しめる製品が選びやすくなっています。
内蔵スピーカーのメリットと知っておきたい注意点
内蔵スピーカー最大のメリットは、やはり配線と設置スペースを増やさずに済むことです。外付けスピーカーやサウンドバーを買い足す必要がなく、モニターを設置した時点で音声環境が完成します。テレワークやゲーム実況の合間の動画視聴など、ちょっとした場面でサッと音を出せるのも便利なポイントです。
- 多くのモデルは出力2W×2ch前後で、低音の迫力は控えめになりやすい
- スピーカーユニットが小さいため音の広がりやステレオ定位は外付けスピーカーに一歩譲る
- 本格的に音質を追求したい場合は、後からヘッドセットや外付けスピーカーを足す前提で選ぶのも一つの方法
とはいえ、これは「内蔵スピーカーが不要」という意味ではありません。友人とのボイスチャットをしながらの通知音確認や、作業BGMを流す程度の用途であれば、内蔵スピーカーで十分に快適です。用途に合わせて優先度を決めることが、後悔しないモニター選びにつながります。
選び方のポイント
内蔵スピーカー付きモニターを選ぶ際は、以下の3つの観点を意識すると失敗しにくくなります。
① スピーカー出力とチャンネル構成
スピーカーの出力はモデルによって大きく差があります。一般的な2W×2ch構成に加えて、2.1ch(サブウーファー付き)や10W級の高出力スピーカーを搭載したモデルであれば、低音の厚みや音の広がりを感じやすくなります。
| 構成 | 特徴 | 向いている用途 |
|---|---|---|
| 2W×2ch | 最も普及している構成。コンパクトで扱いやすい | 通知音・動画視聴・軽めのゲーム |
| 2.1ch(ウーファー付き) | 低音域を補強し、迫力のある音場を再現 | アクションゲーム・映画・音楽鑑賞 |
| 10W級ステレオ | 大画面モニターに多く、部屋全体に音を届けやすい | 大型モニターでの映像・BGM再生 |
② サウンドモードの有無
FPSやレース、スポーツゲームなど、ジャンルに合わせて音のバランスを切り替えられるサウンドモードを搭載したモデルもあります。足音や銃声の定位を強調するモードがあると、内蔵スピーカーでもゲームプレイの没入感を高めやすくなります。
③ パネルサイズ・リフレッシュレートとのバランス
スピーカー性能だけでなく、パネルサイズやリフレッシュレート、応答速度といった映像面の基本スペックも忘れずに確認しましょう。音と映像の両方が快適なバランスで揃っているモデルを選ぶのが、内蔵スピーカー付きモニター選びのコツです。
配信や実況をする場合は、モニターのスピーカーとは別にマイク環境を用意すると、視聴者にクリアな音声を届けやすくなります。
スピーカー内蔵ゲーミングモニターおすすめ7選
ここからは、Amazonや楽天市場で購入できるスピーカー内蔵ゲーミングモニターを紹介します。価格帯や用途の異なるモデルを揃えたので、自分のデスク環境に合うものを探してみてください。
BenQ MOBIUZ EX2510S
24.5型フルHDパネルを採用したモデルで、独自開発のtreVoloスピーカーを搭載しています。165Hzの高リフレッシュレートと1msの応答速度を備えつつ、DSPによる音場補正で内蔵スピーカーながら聞き取りやすいサウンドを実現しているのが特徴です。初めてスピーカー内蔵モニターを検討する人にも扱いやすいサイズ感です。
BenQ MOBIUZ EX2710Q
27型WQHDパネルに、2W×2のスピーカーと5Wウーファーを組み合わせた2.1chサウンドを搭載したモデルです。ゲーミングモニターとしては珍しいサブウーファー構成で、低音の厚みを感じやすいのが魅力。FPS・レース・映画鑑賞など用途別のサウンドモードも用意されています。
アイ・オー・データ GigaCrysta EXシリーズ
国内メーカーならではの丁寧な作り込みが評価されているシリーズです。高リフレッシュレートパネルとスピーカーを両立させたモデルが揃っており、サポート体制の安心感を重視したい人に向いています。
Gigabyte FV43U
43型の大画面4Kパネルに、12Wという高出力ステレオスピーカーを搭載したモデルです。144Hzのリフレッシュレートにも対応しており、大画面でゲームや映像を楽しみたい人にぴったり。スピーカー出力が大きいため、部屋全体に音を届けやすいのも特徴です。
LG UltraGear 34型ウルトラワイドシリーズ
240Hzの高リフレッシュレートに対応したウルトラワイドモニターで、内蔵ステレオスピーカーによるクリアで広がりのあるサウンドが評価されています。横に広い視野角を活かしたレースゲームやシミュレーションゲームとの相性が良いモデルです。
SANSUI 24型カーブドゲーミングモニター
180Hzのリフレッシュレートと2W×2のスピーカーを備えたコストパフォーマンス重視のモデルです。カーブド画面による没入感と、価格を抑えつつ内蔵スピーカーも欲しいというニーズを両立させています。初めてゲーミングモニターを導入する人にも選びやすい価格帯です。
ViewSonic 32型フレームレスシリーズ
32型のフルHDパネルにフレームレスデザインを採用したモデルで、内蔵スピーカーによる扱いやすさと高い評価を両立しています。大画面ながらすっきりとしたデザインで、デスク上での存在感を抑えたい人にも向いています。
まとめ
スピーカー内蔵ゲーミングモニターは、配線や設置スペースを増やさずに音声環境を整えられる点が大きな魅力です。出力のW数やチャンネル構成、サウンドモードの有無を確認しながら、自分のプレイスタイルに合ったモデルを選ぶことで、内蔵スピーカーだけでも十分に満足できるゲーム体験が手に入ります。まずは今回紹介したモデルを参考に、パネルサイズやリフレッシュレートとのバランスも見ながら検討してみてください。
スピーカー内蔵ゲーミングモニターの選び方とおすすめ7選をまとめました
内蔵スピーカーは配線を減らせる手軽さが最大の魅力で、出力やチャンネル構成、サウンドモードを比較することでゲーム用途にも十分対応できるモデルを選べます。パネルサイズやリフレッシュレートといった映像面のスペックも合わせてチェックし、映像と音の両方で満足できる一台を見つけましょう。

























