- Steamのゲーム共有は、かつての「ファミリーライブラリ共有」から「Steamファミリー」という仕組みに移り変わっている
- 1つのファミリーには最大6人まで参加でき、ライブラリ内の対象タイトルをメンバー同士で使い合える
- 共有の対象になるかどうかはタイトルごとに異なるため、ストアページでの確認が欠かせない
- セーブデータや実績はメンバーごとに個別管理されるので、進行状況が混ざる心配は少ない
- 利用にはSteamガードの有効化など、事前に整えておきたい設定がある
Steamのゲーム共有、今はどう変わった?
Steamのゲーム共有という仕組みは、長年「ファミリーライブラリ共有」という名前で提供されてきた。これは、同じパソコンでログインした相手に自分のライブラリを一時的に開放する、いわば端末単位の共有だった。
この従来方式は、登場からかなりの年月が経ったこともあり、Valve(Steamの運営元)は後継となる「Steamファミリー」という仕組みへの移行を進めている。従来方式も一定期間は使えるとされていたが、今後は新方式に一本化される流れが強まっている。
新方式の大きなポイントは、端末ではなく「人」を基準に共有関係を結ぶようになったことだ。これにより、誰が何を共有しているかが分かりやすくなっている。
旧方式と新方式のちがい
| 項目 | 旧方式(ファミリーライブラリ共有) | 新方式(Steamファミリー) |
|---|---|---|
| 共有の単位 | 登録した端末 | ファミリーに参加したアカウント |
| 同時プレイ | 同じライブラリでは1人のみ | 別タイトルなら複数人が同時プレイ可能 |
| 保護者機能 | 別機能(ファミリービュー)として分離 | ファミリー機能に統合 |
共有を始める前に確認したい前提条件
Steamファミリーでの共有を使うには、まずSteamガード(2段階認証)を有効化しておく必要があるとされている。アカウントの安全性を確保する目的があるため、未設定の場合は先に済ませておくのがおすすめだ。
また、共有関係を結ぶ相手は基本的に同じ家族・同居人を想定した枠組みになっている。ファミリーの参加メンバーには「大人」と「子ども」というラベルが割り当てられ、招待や利用制限の管理は大人のメンバーが行う形だ。
知っておきたいポイントとして、ファミリーへの参加には一定の切り替え間隔が設けられているという情報もある。頻繁にファミリーを変えたい場合は、事前に仕組みを確認しておくと安心だ。
Steamファミリーの作り方の流れ
作成の大まかな流れは次のとおりだ。
- Steamクライアントの設定からファミリー管理画面を開く
- 新しいファミリーを作成する
- 一緒に使いたい相手を招待する
- 招待を受けた相手が参加を承諾する
- 大人のメンバーが必要に応じて利用制限などを設定する
招待や設定の管理権限は大人としてラベル付けされたメンバーに与えられる。家庭内で複数の端末・複数の年齢層が混在する場合に、整理しやすい設計になっている。
ファミリーの参加人数の目安
| 区分 | 目安 |
|---|---|
| 1ファミリーの参加人数 | 最大6人程度 |
| メンバーの役割 | 大人・子どものいずれか |
| 管理権限 | 大人のメンバーが保持 |
この人数の目安は運用状況によって見直される可能性があるとも案内されているため、最新の上限は利用時に確認しておくとより確実だ。
共有できるゲームの見分け方
共有の対象になるかどうかはタイトルを開発・販売する側の設定によって決まる。つまり、すべてのゲームが無条件で共有できるわけではない点に注意したい。
共有に対応しているタイトルかどうかは、ストアページや所持ライブラリ内の表示で確認できる。気になるゲームを家族と一緒に楽しみたい場合は、購入前または共有設定の前に一度チェックしておくと安心だ。
見落としやすい盲点として、同じシリーズでも作品ごとに共有の扱いが異なることがある。1本ずつ確認する手間はあるが、事前チェックを徹底することで後からの行き違いを避けられる。
同時プレイのルールを整理
新しいSteamファミリーでは、同じライブラリに含まれる別々のタイトルであれば、複数のメンバーが同時に遊べるようになっている。これは従来方式からの大きな改善点だ。
一方で、同一のタイトルを同時に複数人で遊ぶことは、基本的に想定されていない。どうしても同時に同じゲームを楽しみたい場合は、それぞれが個別に購入する選択も検討したい。
同時プレイのイメージ
| シーン | 可否の目安 |
|---|---|
| Aさんが起動中、Bさんが別タイトルを起動 | 同時プレイ可能 |
| Aさんが起動中、Bさんが同じタイトルを起動 | 基本的に不可 |
セーブデータと実績はどうなる?
共有したゲームをプレイしても、セーブデータと実績(アチーブメント)はメンバーごとに個別管理される仕組みになっている。家族のプレイ状況が混ざってしまう心配は少ないと案内されている。
自分のプレイ記録として積み重ねられるため、共有相手の進行度を気にせず、自分のペースで遊び進められるのは利用者にとって嬉しいポイントといえる。
使う前に知っておきたい注意点
知っておくべきことの一つに、オンラインゲームでの不正行為に対するペナルティが挙げられる。ファミリー内の誰かが対象ゲームで規約違反と判定された場合、ファミリー全体に影響が及ぶ可能性があると案内されているため、共有相手の選び方には気をつけたい。
また、落とし穴として、共有される側がプレイできるのは共有対象として設定されたタイトルのみという点も挙げられる。購入時の特典やDLCの扱いが個別になっているケースもあるため、気になる場合は事前に確認しておくとより安心して利用できる。
これらのポイントを踏まえておけば、Steamファミリーを通じたゲーム共有は、家族や同居人とライブラリを分け合いながら、それぞれが自分のペースでPCゲームを楽しめる便利な手段になる。
まとめ
Steamのゲーム共有は、従来のファミリーライブラリ共有からSteamファミリーという新しい仕組みへと移り変わっている。最大6人程度のメンバーでライブラリを分け合い、別タイトルであれば同時プレイもできるようになったことで、利便性は大きく高まった。共有の前にはSteamガードの設定や、タイトルごとの共有対応状況の確認をしておくとスムーズだ。セーブデータや実績はメンバーごとに個別管理されるため、家族それぞれが自分の進行状況を保ちながら、同じライブラリのゲームを楽しめる。不正行為に関する注意点など、知っておきたいポイントを押さえつつ、家族や同居人とのゲーム共有を上手に活用していきたい。
Steamゲーム共有の始め方|6人で使えるSteamファミリーをまとめました
本記事では、Steamのゲーム共有の仕組みが従来の「ファミリーライブラリ共有」から「Steamファミリー」へ移行している流れを整理し、作成手順、共有対象の見分け方、同時プレイのルール、セーブデータ・実績の扱い、そして利用前に知っておきたい注意点をまとめた。ポイントを押さえて準備しておくことで、家族や同居人と気持ちよくPCゲームのライブラリを分け合うことができる。

















