共産主義国アルストツカの入国審査官となり、パスポートや身分証をチェックしながら入国の許可・拒否を判断していく「Papers, Please」。地味に思える検査作業が、書類の矛盾を見抜いたり密輸業者やスパイを炙り出したりするうちに、どんどん緊張感のあるゲームプレイへと変わっていきます。モノクロに近い独特のドット絵と重厚な世界観、日々の生活費のやりくりまで絡んでくるシステムが組み合わさった、インディーゲームらしい尖った一本です。
どんなゲーム?
舞台は、隣国コレチアとの6年に及ぶ戦争がようやく終結した共産主義国家アルストツカ。国境の町グレスティンの管理を取り戻したことで、主人公は10月度の勤労抽選により入国審査官に任命されます。プレイヤーは審査窓口に立ち、入国希望者が提示するパスポートやビザ、労働許可証などの書類を一つひとつ確認し、記載内容の矛盾や不備がないかをチェックしながら入国の許可・拒否を判断していきます。審査のスピードが給料に直結するため、家族の生活費を稼ぎながら正確な判断を下すという、プレッシャーの中での意思決定がゲームの核になっています。
アプリIDが指定されていません。Papers, Pleaseの評価は?
独特な世界観と、書類審査という一見地味な作業を緊張感あるゲームプレイに仕立てた発想が高く評価されているタイトルです。プレイヤーからは、矢継ぎ早に訪れる入国希望者の書類を見比べる中で生まれる駆け引きや、ストーリーが進むにつれて明らかになる国の裏事情への評価が目立ちます。単純な作業に思える審査が、回を重ねるごとに複雑なルールや判断基準の積み重ねになっていく構成も好意的に受け止められています。全体として、ゲームプレイとテーマ性が噛み合った作品として評価されている印象です。
DLCはある?
Steamストアページの情報では、追加シナリオなどのゲームプレイ系DLCは案内されていません。基本的には本体一本で物語の始まりから終わりまで楽しめる構成になっています。サウンドトラックなど周辺コンテンツが別途提供されている場合もあるため、気になる場合はストアページで最新のラインナップを確認しておくと安心です。
Papers, Pleaseは無料で遊べる?
Papers, Pleaseは無料タイトルではなく、Steamでの価格は1200円(税込表記は購入時に確認してください)の買い切り作品です。購入後に追加の課金要素やガチャ的な要素は存在せず、一度購入すればすべてのゲーム内容を追加費用なしで楽しめます。
マルチプレイはある?
ストアページの情報を見る限り、Papers, Pleaseはシングルプレイヤー専用のゲームです。協力プレイや対人対戦といったマルチプレイモードは用意されておらず、一人の入国審査官として黙々と、あるいは緊張しながら審査業務に向き合うタイプの作品です。
対応言語は?
日本語に対応しています。対応言語には英語・フランス語・ドイツ語・スペイン語(スペイン)・ポルトガル語(ブラジル)・ロシア語・イタリア語・日本語・ポーランド語・ウクライナ語・チェコ語・中国語(簡体字)・トルコ語・バスク語・韓国語が含まれており、日本のプレイヤーも言語面で安心して楽しめます。
動作環境は?最低要件
2013年リリースのタイトルということもあり、動作に必要なスペックは比較的控えめです。目安となる最低要件は以下の通りです。
- OS: Windows XP / Vista / 7以降
- プロセッサー: 2.0GHz以上のCPU
- メモリー: 2GB RAM
- グラフィック: OpenGL 2.0対応グラフィックカード
- ストレージ: 空き容量200MB程度
軽量なドット絵グラフィックのゲームなので、普段ゲーム用途で使っていないノートパソコンでも動作しやすいのが嬉しいポイントです。購入前には念のため、Steamストアページ最新の要件もあわせて確認しておきましょう。
PC GAME NAVI編集部レビュー
実際に審査窓口に立ってみると、最初の数日は書類を見比べるだけでも一苦労でした。名前のスペルや発行日のズレなど、ほんの小さな違和感に気づけるかどうかで結果が変わる緊張感がたまりません。慣れてくると審査のテンポが掴めてくるのですが、そのタイミングで新たなルールが追加されたり怪しい人物が現れたりと、油断させてくれないバランス設計に感心しました。重厚な世界観と地味な作業がうまく結びついていて、短時間でもじっくり没入できる一本だと感じています。(編集部)
Papers, Pleaseの評価・DLC・日本語対応をまとめました
Papers, Pleaseは、入国審査という独自のゲームシステムと重厚な世界観が評価されているインディーアドベンチャーです。日本語に対応し、買い切り価格で追加課金もなく、マルチプレイはないもののシングルプレイヤー体験として高い満足度が期待できるタイトルです。動作要件も控えめなので、気になった方は導入のハードルが低い一本と言えそうです。

















