ニュースの要約
- スーパーコンピューター「富岳」が世界ランキングで連続1位を獲得
- 「富岳」を活用して台風に伴う竜巻の予測に世界で初めて成功
- 新CPUの「FUJITSU-MONAKA」を開発中で、「富岳」の技術を活用
概要
国立研究開発法人理化学研究所と富士通が共同開発したスーパーコンピューター「富岳」は、世界のスーパーコンピューターに関するランキングで11期連続の世界第1位を獲得しました。
「富岳」は2020年4月の試行的利用を経て2021年3月に共用を開始して以来、ライフサイエンスや防災減災、エネルギー、ものづくり、基礎科学、社会経済などの幅広い分野において、社会実装レベルで様々な成果を創出し続けています。例えば、富士通と横浜国立大学が「富岳」を利用して、台風に伴う竜巻の予測を可能にする気象シミュレーションに世界で初めて成功しました。
また、富士通は「富岳」を実現した優れたテクノロジーをもとに、高性能、省電力に加え、信頼性と使いやすさを実現するArmアーキテクチャのCPU「FUJITSU-MONAKA」の開発を進めています。今後も「富岳」で培ってきた技術をさらに高度化するとともに、「富岳」の活用にも貢献していくとしています。
編集部の感想
編集部のまとめ
富岳:世界ランキング結果についてについてまとめました
富士通と理化学研究所が共同開発したスーパーコンピューター「富岳」が、世界のスーパーコンピューターランキングで11期連続の1位を獲得したことは、日本の技術力の高さを改めて示すものです。
「富岳」は高い計算性能と省電力性を兼ね備えており、ライフサイエンスや防災、気象分野など、様々な分野で社会実装されて大きな成果を生み出しています。特に、台風に伴う竜巻の予測に世界で初めて成功したことは、「富岳」の実用性の高さを裏付けるものと言えるでしょう。
さらに、富士通は「富岳」の技術を活かした新CPUの開発にも着手しており、今後の技術の高度化に大いに期待がかかっています。今回の受賞は、日本が誇るスーパーコンピューター技術の優位性を示すものであり、これからも「富岳」の活用によって、様々な社会課題の解決に貢献していくことが期待されます。
参照元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000426.000093942.html
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