「彼女の日記」は、複数の日記帳を読み解きながら一つの失踪事件の真相に迫っていく2Dサスペンスアドベンチャーです。HuCang StudioとPone Gamesが開発し、IndieArkがパブリッシングを手がけた本作は、2025年6月20日にリリースされ、1260円という手に取りやすい価格で楽しめます。日記の書き手ごとに視点が切り替わり、同じ出来事でも印象がまったく違って見えてくる仕掛けが魅力で、謎解きとストーリーテリングを同時に味わえる一本です。プレイ時間も2〜3時間程度とコンパクトで、隙間時間にじっくり読み進めたい人にも向いています。この記事では、ゲームの内容や評価、DLCの有無、日本語対応の状況などをまとめて紹介します。
どんなゲーム?
本作の舞台となるのは、ある失踪事件をめぐって残された数冊の日記帳です。平穏な日常を装う手帳に潜む矛盾、二人の人物が記した相反する捜査ノート、そして事件の黒幕による企ての計画書――これらの手がかりを一つずつ読み解きながら、断片的な情報をつなぎ合わせて物語の全貌を明らかにしていきます。ゲームシステムとしては『The Case of the Golden Idol』に近い、選択肢を回答エリアにドラッグして答えを埋めていく穴埋めパズル形式で、正解すると反応があるため詰まりにくく作られています。写真撮影や楽器演奏、クレーンゲームといった多彩なミニゲームも日記の中に散りばめられており、単調になりがちな推理パートに変化を与えています。同じ事件を複数の視点から振り返ることで、最初に見えていた真実が徐々に姿を変えていく構成が本作最大の見どころです。
アプリIDが指定されていません。彼女の日記の評価は?
レビューでは、日記の書き手が変わるたびに同じ出来事の見え方が変化していく構成が高く評価されています。前半で解決したかに見えた事件が、後半で様相を変え、伏線が次々と回収されていく展開に引き込まれたという声が多く見られました。謎解き自体の難易度は高くなく、アートワークと物語を楽しむタイプの作品という位置づけで、じっくり考え込まずに進められる点も好意的に受け止められています。一方で、いじめや自死を扱う重い描写が含まれるため、そうしたテーマが苦手な人には注意が必要という指摘もありました。また、日本語ローカライズについては「翻訳が怪しい部分がある」「文脈は通じるが誤訳らしき箇所もある」といった声が複数あり、進行に関わる不具合の報告も一部見受けられました。全体としては、推理物やサスペンスが好きな人からの評価が高い一方、テーマの重さや翻訳の粗さが気になる人もいる、という評価に分かれています。
DLCはある?
現時点でDLCの配信は確認されていません。ストア情報や説明文からも追加コンテンツに関する言及はなく、物語も一本道でエンディングも一つのみとされているため、基本的には本編のみで完結する作品と考えてよさそうです。今後アップデートや追加エピソードが配信される可能性はゼロではありませんが、購入時点では単体で最後まで楽しめるボリュームとして設計されています。
彼女の日記は無料で遊べる?
本作は無料タイトルではなく、Steamにて1260円で購入する買い切り型のゲームです。購入後に追加の課金要素は特に見当たらず、広告や消耗品の販売なども確認されていません。一度購入すれば、パズルとストーリーをすべて追加費用なしで楽しめます。
マルチプレイはある?
本作はシングルプレイ専用のアドベンチャーゲームです。ストア情報やレビューを見てもマルチプレイやオンライン要素についての記載はなく、一人でじっくり日記を読み解き、物語を追いかけていくタイプの作品となっています。
対応言語は?
対応言語は中国語(簡体字)、英語、日本語の3言語です。日本語字幕・テキストにも対応しており、字幕を読みながらストーリーを追う形で問題なくプレイできます。ただし、レビューでは翻訳のニュアンスがやや怪しい箇所や、登場人物名が舞台となる中国に対して日本人名になっている違和感を指摘する声もあり、完璧なローカライズとは言えない部分もあるようです。
動作環境は?最低要件
最低要件は次の通りです。
- OS: Windows
- 対応プラットフォーム: Windows / Mac(Linuxは非対応)
ストアページ上で細かいCPUやメモリのスペック表記は確認できませんが、パズルとアドベンチャー主体の2Dゲームであるため、基本的には比較的軽めのスペックでも動作しやすいタイトルと考えられます。心配な場合は購入前にストアの動作環境欄を確認しておくと安心です。
PC GAME NAVI編集部レビュー
実際に日記をめくりながら進めてみると、最初は「よくある失踪事件もの」かと思っていたのですが、視点が変わるたびに印象がガラリと変わっていくのが面白かったです。ある人物の何気ない行動が、別の日記を読むとまったく違う意味を持って見えてくる瞬間は、思わず「え、そういうことだったの」と声が出てしまいました。パズル自体はドラッグ操作で答えを当てはめていくシンプルな仕組みなので、謎解きが苦手な人でもテンポよく進められると思います。ただ、扱っているテーマがかなり重めで、読み終えた後にずしっとくる感覚が残る作品でもあります。軽い気持ちで一気読みするというより、腰を据えてじっくり向き合いたい一本でした(編集部)。
彼女の日記の評価・DLC・日本語対応をまとめました
「彼女の日記」は、複数の日記の視点切り替えによって真相が二転三転していく構成が魅力の2Dサスペンスアドベンチャーです。パズル自体の難易度は控えめで、物語とアートワークをじっくり楽しみたい人に向いています。日本語にも対応していますが、翻訳のニュアンスには粗さも見られるため、その点は理解した上で手に取ってみてください。


















