「Quake II」は、id Softwareが1997年に生み出した名作FPSを最新環境向けに作り直した一本です。エイリアン「Strogg」による地球侵略に立ち向かう人類最後の兵士として、重厚な武器を手に前線を突き進んでいくミリタリーSFシューターで、当時のFPSシーンを大きく前進させた歴史的なタイトルでもあります。今回のリマスターでは4K・ワイドスクリーン対応や敵AIの改善、モデルや演出のブラッシュアップが加えられ、初めて触れる人にも当時を知る人にも楽しめる仕上がりになっています。オンライン・ローカルでのマルチプレイやクロスプレイにも対応し、ソロでもみんなでも遊べる懐の広さも魅力です。価格も手が届きやすく、レトロFPSに興味がある人には試しやすい一本といえるでしょう。
どんなゲーム?
本作は「Wolfenstein 3D」「DOOM」でFPSの型を作ったid Softwareが、完全な3Dポリゴン表現へと進化させた続編にあたります。前作「Quake」のゴシックホラー的な世界観から一転し、今作はStroggという敵性エイリアンとの戦争を描くSFミリタリーの舞台に統一されました。ステージクリア型の構成ではなく探索と目的達成を重視したレベルデザインが特徴で、カードキーだけでなく扉を物理的に破壊して進めるなど、当時としては先進的な仕掛けも盛り込まれています。今回のリマスター版には、オリジナルのミッションパック「The Reckoning」「Ground Zero」、新規エキスパンション「Call of the Machine」、さらに「Quake II 64」まで収録され、初期作から拡張パックまでまとめて体験できる内容になっています。敵AIの回避行動や被弾時の見た目の変化なども強化され、遊びごたえのある戦闘が味わえます。
アプリIDが指定されていません。Quake IIの評価は?
プレイヤーからは、当時のFPS史を語る上で欠かせない一本として評価する声が多く見られます。前作から一転してSF一色の世界観に統一されたことで物語や目標がわかりやすくなり、達成感を得やすいという意見や、敵AIの反応や被弾表現の進化を楽しんだという感想も目立ちます。リマスターについては、ノスタルジーと現代的な快適さのバランスが良く、軽い動作環境でも安定してプレイできる点が好意的に受け止められています。一方で、難易度バランスについては、耐久力の高い敵に対して被弾ダメージがきつく、セーブとロードを繰り返す作業感を指摘する声もありました。全体としては、爽快な戦闘とサウンドトラックを評価する声が多く、シリーズや初代DOOM系のFPSが好きな人には特に刺さりやすい内容だといえます。
DLCはある?
本作には別売りの追加DLCという形ではなく、オリジナルのミッションパック「The Reckoning」(キャンペーン18面・デスマッチ7面)と「Ground Zero」(キャンペーン15面・デスマッチ14面)、さらに新規エキスパンション「Call of the Machine」、そして「Quake II 64」が最初から本体に含まれています。追加コンテンツを別途購入する必要はなく、購入すればこれらすべてをまとめて楽しめる構成です。ボリュームを求める人にとってはうれしいポイントで、拡張分だけでも本編に近いプレイ時間が確保されています。
Quake IIは無料で遊べる?
本作は無料タイトルではなく、Steamでの購入価格は1166円です。購入後の追加課金要素(いわゆる有料DLCや消費アイテムの販売など)は見当たらず、一度購入すればミッションパックや追加コンテンツも含めて追加費用なしで遊べます。買い切り型のシンプルな価格設定です。
マルチプレイはある?
オンラインおよびローカルでのマルチプレイ・協力プレイに対応しており、クロスプレイも利用できます。デスマッチ用マップもミッションパックに複数収録されているため、ソロのキャンペーンを終えた後も対戦や協力プレイで長く楽しめる作りになっています。
対応言語は?
対応言語は英語(フルボイス)、フランス語、イタリア語、ドイツ語、スペイン語(スペイン)、ロシア語となっており、日本語の字幕・音声には対応していません。日本語でのプレイを希望する場合は、簡単な英語の操作説明やUIに慣れておく必要があります。
動作環境は?最低要件
対応プラットフォームはWindowsのみで、MacおよびLinuxには対応していません。ストアページに記載の最低動作環境の目安は以下の通りです。
- OS: Windows 7以降
- プロセッサー: デュアルコア 2.4GHz程度
- メモリー: 4GB RAM
- グラフィック: DirectX 11 / OpenGL対応のグラフィックカード
- ストレージ: 空き容量4GB程度
元が1997年のタイトルということもあり要求スペックは全体的に軽めで、そこまで新しいPCでなくても快適に動作しやすいのが安心できるポイントです。
PC GAME NAVI編集部レビュー
実際にプレイしてみると、まず武器を撃った時の重みのある感触と、敵を一体ずつ確実に仕留めていく緊張感が心地よく感じられました。マップ構成は一本道ではなく、あるエリアを進めるために別の区画へ移動してスイッチを押す、といった探索寄りの作りになっていて、ただ撃つだけでなく道順を考える楽しさもあります。難易度はノーマルでも侮れず、ザコ敵でも複数に囲まれると一気に体力を持っていかれる場面があり、油断できない緊張感が最後まで続きました。グラフィックや敵の動きは現代基準でしっかり手が入れられているので、レトロFPSに初めて触れる人でも違和感なく入っていけると思います。オリジナルのミッションパックまでまとめて収録されているのはボリューム的にも満足度が高く、この価格でこれだけ遊べるなら十分に元は取れる一本です(編集部)。
Quake IIの評価・DLC・日本語対応をまとめました
「Quake II」は、SF一色の世界観に統一されたミリタリーFPSの名作を、現代環境向けに手を加えて楽しめるリマスタータイトルです。オリジナルのミッションパックや新規エキスパンションを含む充実したボリュームと、オンライン・ローカル双方のマルチプレイ対応が魅力ですが、日本語には対応していないため購入前に確認しておくとよいでしょう。手頃な価格でクラシックFPSの手応えを味わいたい人におすすめできる一本です。













