「作曲なんてやったことがない」という人でも、パソコンひとつで音楽づくりを楽しめるのがMAGIX Music Maker 2016 Live Steam Editionです。ドイツのMAGIX Software GmbHが開発・販売しているオーディオ制作ソフトで、2015年10月19日にSteamで配信が始まりました。通常版のMusic Maker 2016に、リアルタイムでのライブパフォーマンスに特化した「Live Padモード」を追加したのが本作の特徴です。ループ素材を並べるだけで曲の土台ができあがるため、楽器経験や楽譜の知識がなくても直感的に操作できます。DTM入門としてはもちろん、ちょっとしたトラック制作からライブ演出まで幅広く使えるツールとして、音楽制作に興味を持ち始めた人におすすめできる一本です。
どんなゲーム?
本作は「ゲーム」というよりも音楽制作・演奏のためのクリエイティブツールです。中心となるのはトラック&MIDIエディタで、オーディオファイルとMIDIファイルを無制限のトラック数で扱うことができます。加えて、Hip HopやDeep Houseなど6ジャンルにわたるループ&サウンド素材、シンセサイザーやドラムマシン、アコーディオンなど15種類のバーチャル楽器を収録。VST3・VST2にも対応しているため、外部のプラグインを組み合わせて自分好みの音作りを追求することも可能です。目玉機能の「Live Padモード」では16個の仮想パッドにドラム・メロディ・ベースの各ループを割り当て、Trap、Brostep、Dubstep、Glitch Hopなど30種類のプリセットセットから選んで即興的に演奏できます。さらに無料のMAGIX Audio RemoteアプリをWi-Fi経由で接続すれば、スマートフォンやタブレットを操作パネルとして使い、録音やエフェクトのコントロールをその場で行うこともできます。
アプリIDが指定されていません。MAGIX Music Maker 2016 Live Steam Editionの評価は?
現時点でSteam上にまとまったユーザーレビューは確認できていません。そのため世間的な評価の傾向を断定することはできませんが、製品の内容から見えてくる強みと弱みは整理できます。強みとして挙げられるのは、専門知識がなくてもループを組み合わせるだけで曲作りが始められる敷居の低さと、Live Padモードによる即興演奏のしやすさです。一方で、無制限トラックや豊富な楽器を備えつつも、あくまで「Live」を冠したエディションであるため、本格的なDAWとしての細かい編集機能やミキシング機能を求めるユーザーには物足りなさを感じる可能性もあります。初心者が気軽に音楽制作を体験するための入口として捉えると評価しやすいソフトだと言えるでしょう。
DLCはある?
今回参照した説明文およびレビュー情報の範囲では、本作に紐づく追加DLCの有無を確認できませんでした。MAGIXのMusic Makerシリーズは通常版に対して上位グレードのサウンドプールや追加楽器パックが別売りされることがあるシリーズですが、本Live Editionについての具体的なDLC展開は今回の情報からは判断できません。追加コンテンツの購入を検討している場合は、Steamストアページの「その他のDLC」欄など、最新の販売状況を直接確認することをおすすめします。
MAGIX Music Maker 2016 Live Steam Editionは無料で遊べる?
本作は無料タイトルではなく、Steam上で購入する買い切り型の製品です。今回の情報からは具体的な販売価格を確認できませんでしたが、説明文やレビューの中に基本無料(F2P)やガチャ的な課金要素を示す記載は見当たらず、購入後に追加のマイクロトランザクションが発生する形式ではないと考えられます。価格については購入前にSteamストアページで最新の表示を確認してください。
マルチプレイはある?
本作は個人での音楽制作・演奏を目的としたソフトウェアであり、対戦や協力プレイといったマルチプレイ機能についての記載はありません。複数人でのセッションを想定した仕組みも見当たらないため、基本的には一人でじっくり曲作りに向き合うタイプの製品と考えてよいでしょう。
対応言語は?
対応言語は英語、フランス語、イタリア語、ドイツ語、スペイン語(スペイン)、オランダ語、ポルトガル語(ブラジル)で、いずれもフル音声対応となっています。残念ながら日本語は対応言語リストに含まれておらず、インターフェースや音声ガイドを日本語で利用することはできません。英語表記を中心とした操作画面に抵抗がない人向けの製品です。
動作環境は?最低要件
今回参照した情報の中には、CPUやメモリなど具体的な最低動作要件の詳細な数値は含まれていませんでした。対応プラットフォームはWindowsのみで、MacおよびLinuxには対応していません。導入を検討する際は、購入前に必ずSteamストアページの「システム要件」欄で最新のスペック情報を確認することをおすすめします。
- 対応OS: Windows(Mac・Linux非対応)
- 詳細なCPU/メモリ/ストレージ要件: ストアページで要確認
PC GAME NAVI編集部レビュー
実際にLive Padモードを触ってみると、パッドを選ぶだけでビートが鳴り始める手軽さに驚かされました。音楽理論を意識しなくても、ジャンルごとに用意されたループセットを重ねていくだけでそれっぽい一曲が形になっていくので、DTM未経験でも構える必要がありません。VST対応で拡張性もしっかり確保されているので、慣れてきたら外部プラグインを足して自分らしい音作りに発展させられるのも好印象です。Audio Remoteアプリでスマホから操作できる点も、パソコンの前に張り付かずに演奏感覚で遊べて楽しいポイントでした。日本語には対応していないため最初は少し戸惑うかもしれませんが、画面の作りはシンプルなので触りながら覚えていけるはずです。気軽に音楽制作を始めてみたい人に触ってみてほしい一本です。(編集部)
MAGIX Music Maker 2016 Live Steam Editionの評価・DLC・日本語対応をまとめました
MAGIX Music Maker 2016 Live Steam Editionは、Live Padモードによる直感的な演奏体験と、無制限トラック・豊富な楽器を備えた音楽制作ソフトです。日本語には対応していないものの、ループ主体の操作は言語の壁を感じにくく、音楽制作の入口として気軽に試せる一本と言えます。


















