「Mount & Blade: Warband」は、中世をモチーフにした戦乱の大陸カルラディアを舞台に、一介の旅人から一国の統治者へと成り上がっていくアクションRPGです。馬上での剣戟や弓射撃、盾を構えての白兵戦など、プレイヤー自身の腕前がそのまま戦闘の勝敗を左右するリアルな戦闘システムが最大の魅力で、傭兵稼業からスタートし、仲間を集め、領地を得て、やがて自らの王国を築くまでの過程を自由度の高いサンドボックス形式で楽しめます。2010年の発売から長年にわたって根強いファンに支持され続けている、シリーズの中でも特に評価の高い拡張パック作品です。
どんなゲーム?
本作はオープンワールド形式で展開する中世風ファンタジー戦記アクションで、プレイヤーは無名の一兵士としてカルラディア大陸に降り立ちます。各地の傭兵団への加入や商隊護衛、盗賊討伐などの依頼をこなしながら資金と評判を稼ぎ、やがて自身の従者団を編成して独自の勢力を築いていく流れが基本です。戦闘は馬上突撃や弓矢、投擲武器を織り交ぜたリアル志向のアクションで、盾は構えていなくても矢を防いでくれるなど細やかな調整が施されています。キャンペーンでは領主を説得して家臣に引き入れたり、土地を与えて忠誠を得たりと、政治的な駆け引きも重要な要素です。世界の淑女に求婚し、詩や武勇でハートを射止めるロマンス要素もあり、戦いだけでなく人間ドラマも味わえる作品に仕上がっています。
アプリIDが指定されていません。Mount & Blade: Warbandの評価は?
プレイヤーからは、特に攻城戦を高く評価する声が寄せられています。城壁を挟んだ攻防戦は、はしごや攻城兵器を用いた立体的な戦闘が展開され、単純な力比べではなく戦術眼が問われる場面として人気が高いようです。馬上戦闘の手応えや、士気が崩れた兵が敗走していくリアルな戦況の移り変わりも、長年遊び続けられている理由のひとつと考えられます。グラフィックが刷新された本作は、HDRやソフトパーティクルなどの表現が加わり、当時としては見応えのある戦場を再現しました。操作に慣れるまでは多少の練習が必要なタイプのゲームですが、その分だけ勝利や成長を実感しやすく、じっくり腰を据えて遊びたいプレイヤーから支持されている印象です。
DLCはある?
本作はもともと「Mount & Blade」の拡張パックとして発売された作品で、グラフィック刷新やマルチプレイ機能、キャンペーンの深化などが本体に統合された形で提供されています。Steanのゲーム情報上では本作専用の追加DLCについての明記はなく、現時点では拡張パック自体が最大のボリュームアップと捉えるのが妥当です。一方でシリーズはユーザーによるMOD制作が非常に盛んなことでも知られ、公式の追加コンテンツがなくても有志制作の膨大なMODによって遊びの幅を広げられる点は、本作の隠れた強みと言えるでしょう。
Mount & Blade: Warbandは無料で遊べる?
本作は無料タイトルではなく、Steamでの購入価格は2,600円の買い切り作品です。ゲーム内にはマルチプレイで敵を倒したり目標を達成したりして稼ぐゴールドを使った装備購入システムがありますが、これはあくまでプレイして得られるゲーム内通貨によるもので、実際の金銭を使った追加課金要素は説明文からは確認できません。購入後は追加費用を気にせず遊べるタイプの作品と言えそうです。
マルチプレイはある?
マルチプレイは本作の大きな柱のひとつで、最大64人が参加できる大規模バトルに対応しています。デスマッチやチームデスマッチ、キャプチャー・ザ・フラッグ、コンクエスト、バトル、そしてファンから特に評価の高いシージ(攻城戦)まで、幅広いモードが用意されているのが特徴です。ランダム生成マップと手作業でデザインされたマップの両方が使われ、対戦のたびに違った戦況を楽しめます。
対応言語は?
対応言語は英語、チェコ語、フランス語、ドイツ語、ハンガリー語、ポーランド語、簡体字中国語、繁体字中国語、スペイン語(スペイン)、トルコ語となっており、日本語には対応していません。プレイする際は英語などでのメニュー・テキスト表示を前提に楽しむ必要があります。
動作環境は?最低要件
本作は2010年発売のタイトルということもあり、動作環境のハードルは比較的低めです。目安となる最低要件は以下の通りです。
- OS: Windows XP/Vista/7以降
- プロセッサー: 1.6GHz相当以上
- メモリ: 1GB RAM
- グラフィック: DirectX 9.0c対応、128MB以上のVRAM
- ストレージ: 900MB以上の空き容量
現在販売されている一般的なWindows PCであれば、まず問題なく動作する軽量な部類のゲームと言えます。
PC GAME NAVI編集部レビュー
実際にプレイしてみると、まず驚かされたのは馬上戦闘の手応えです。最初は敵にかすりもしなかった突撃も、慣れてくるとタイミングよく槍を合わせて一撃で敵を落とせるようになり、成長を実感できる作りだと感じました。従者を集めて自分だけの部隊を作っていく過程も楽しく、気づけば夜遅くまで領地経営に没頭してしまいました。特に攻城戦は緊張感があり、はしごを登る味方を援護しつつ城門を突破する瞬間は達成感もひとしおです。日本語には対応していないものの、戦闘やメニューの操作自体は直感的で、雰囲気を掴めば言語の壁はそこまで気にならない印象でした。骨太な中世戦記ものが好きな方にはじっくり長く遊べる一本としておすすめできます(編集部)。
Mount & Blade: Warbandの評価・DLC・日本語対応をまとめました
「Mount & Blade: Warband」は、リアルな馬上戦闘と自由度の高いキャンペーン、そして最大64人の攻城戦を楽しめるマルチプレイが魅力の中世戦記アクションRPGです。日本語には対応していないものの、直感的な操作と骨太な戦闘システムで長年支持され続けている一作なので、じっくり腰を据えて遊べるゲームを探している方はチェックしてみてはいかがでしょうか。


















