「シティ17」という占拠された都市で目を覚ました科学者ゴードン・フリーマン。かつてブラックメサ研究所で起きた大事故から長い年月が過ぎ、地球はエイリアン勢力コンバインの支配下に置かれています。プレイヤーはこの絶望的な状況のなか、アリックス・バンスをはじめとするレジスタンスの仲間たちと合流し、人類を取り戻すための戦いに身を投じることになります。バールを片手に敵と渡り合う爽快な戦闘、物理演算を活かしたパズルや移動、緊張感あふれるストーリー展開が組み合わさり、発売から長い年月が経った今でも多くのファンに支持され続けているタイトルです。FPSというジャンルの一つの到達点として、まだ未プレイの人にもぜひ触れてみてほしい作品です。
どんなゲーム?
『Half-Life 2』は、Valveが開発・販売する一人称視点のアクションシューティングです。前作『Half-Life』でブラックメサ研究所の事故に巻き込まれた科学者ゴードン・フリーマンが主人公となり、エイリアン勢力コンバインに占拠された近未来都市シティ17を舞台に、人類のレジスタンス側として戦っていく物語が描かれます。本作の大きな特徴は、Source engineによる高精度な物理演算です。重力銃「グラビティガン」を使って物体を持ち上げ、武器として敵に投げつけたり、足場として利用したりと、環境そのものがギミックとして機能します。銃撃戦だけでなく、乗り物での移動や仲間との連携、じっくり考えさせるパズル的な場面もバランスよく織り交ぜられており、単調になりがちなFPSというジャンルに新しい遊び方を持ち込んだ一本といえます。
アプリIDが指定されていません。Half-Life 2の評価は?
プレイヤーからの評価は総じて高く、ストーリー、音楽、グラフィック、キャラクターデザインのすべてが高水準でまとまっている点を評価する声が多く見られます。ゲームというよりも一本の映画を見ているような没入感があるという感想も多く、Valveというメーカーの代表作としてこの作品を挙げるプレイヤーも少なくありません。一方で、物語が完全に完結しておらず、続編にあたる作品が長期間発売されていない点を惜しむ意見も見受けられます。それでもなお「文句のつけようがない」と表現されるほど作り込みは丁寧で、購入すると拡張パックである「エピソード1」「エピソード2」も同梱されているため、本編だけでは物足りないというプレイヤーにも十分なボリュームが用意されています。長く語り継がれるだけの完成度を持った一本です。
DLCはある?
『Half-Life 2』を購入すると、ベースゲームに加えて拡張パックの「エピソード1」と「エピソード2」が最初からSteamライブラリに含まれています。どちらも本編のストーリー直後を舞台にしたフル機能のアドベンチャーで、メインメニューから選んで遊ぶことができ、一方をクリアするとそのまま次のエピソードへ進める作りになっています。追加購入が必要な有料DLCという扱いではなく、本編の続きを楽しめるボーナスコンテンツに近い位置づけです。さらに、マルチプレイ用の「Half-Life 2: Deathmatch」も同梱されており、一つの購入でかなり幅広い遊び方ができるのも魅力です。
Half-Life 2は無料で遊べる?
『Half-Life 2』は基本プレイに料金が必要な買い切り型のタイトルで、Steamでの価格は1,200円です。無料で遊べるゲームではありませんが、その分ゲーム内課金や追加コンテンツの販売といった要素は一切なく、購入すれば本編に加えてエピソード1・2、Deathmatchまでまとめて遊べます。買い切り後に余計な出費を気にせず腰を据えて遊べる点は、近年の基本無料タイトルが多いなかで安心できるポイントです。
マルチプレイはある?
本編はシングルプレイ専用のストーリー体験ですが、購入すると同梱される「Half-Life 2: Deathmatch」でマルチプレイを楽しめます。本編譲りの物理演算を活かしたスピード感のあるデスマッチが特徴で、通常の対戦形式に加えて「コンバイン対レジスタンス」のチーム戦モードも用意されています。グラビティガンで身の回りの物、時には便器のようなオブジェクトまで武器として投げつけられるユニークな立ち回りも楽しめ、本編とは一味違った盛り上がりを味わえます。
対応言語は?
日本語のテキスト表示に対応しています。音声(フルボイス)は英語・フランス語・ドイツ語・イタリア語・韓国語・スペイン語(スペイン)・ロシア語のみとなっており、日本語音声は用意されていません。字幕としての日本語テキストは表示されるため、ストーリーの内容を追いながらプレイすることは十分可能です。
動作環境は?最低要件
Steamに掲載されている最低システム要件は以下の通りです。
- OS: Windows
- プロセッサー: 1.2GHz以上のプロセッサー
- メモリー: 256MB以上のRAM
- グラフィック: DirectX 8世代のグラフィックカード
- DirectX: バージョン 9.0
発売から長い時間が経っている作品ということもあり、要求スペック自体は現行のPCであればまず問題にならないレベルです。古いノートPCやサブ機でも快適に動作しやすいのは嬉しいポイントです。
PC GAME NAVI編集部レビュー
実際にプレイしてまず驚いたのは、発売から長い年月が経っているとは思えないほど遊んでいて古さを感じさせない点でした。グラビティガンで物を持ち上げて敵に投げつけたり、足場として活用したりする感覚は今遊んでも新鮮で、ここから多くの後発タイトルが影響を受けたのだろうと納得できます。シティ17の閉塞感のある街並みから、砂漠地帯や地下水路まで舞台が目まぐるしく変わっていくテンポの良さもあり、長時間でも飽きずに一気に進めてしまいました。アリックスをはじめとする仲間キャラクターとのやり取りも温かみがあり、単なる銃撃戦の連続ではなくきちんと「物語」を追いかけている実感が得られます。購入するとエピソード1・2までまとめて楽しめるため、ボリューム面でも満足度の高い一本でした(編集部)。
Half-Life 2の評価・DLC・日本語対応をまとめました
『Half-Life 2』は、物理演算を活かした戦闘やパズル、丁寧に作り込まれたストーリーが評価されているFPSです。購入すればエピソード1・2やDeathmatchまで楽しめ、日本語テキストにも対応しているため、これから初めて触れる人にも遊びやすい一本といえます。













