ゲーミングチェアを探していると、必ず目に入るのが「オットマン付き」というモデルです。座面の下から足置きが出てきて、ゆったり脚を伸ばせるあの機能ですね。長時間のゲームプレイや配信、Steamのセール期間に積みゲーを消化する夜など、ずっと座りっぱなしになりがちなPCゲーマーにとって、気になる装備の一つです。
この記事の要点
- オットマン付きは、リクライニングと組み合わせて休憩姿勢をとりやすいのが魅力
- 価格帯は1万円台前半から2万円台後半が中心で、手頃なモデルも多い
- 選ぶ基準は「設置スペース・耐荷重・素材・リクライニング角度」の4つ
- オットマン内蔵型のほか、後付けのフットレストやオットマンという選択肢もある
- この記事ではDowinxとGTPLAYERの3モデルを、特徴と向いている人ごとに整理
ゲーミングチェアのオットマンとは?基本を押さえよう
オットマンとは、足を乗せるためのスツールや足置きのことです。ゲーミングチェアの場合は、座面の下にオットマンが収納されていて、使うときに引き出して足を乗せられるタイプが主流になっています。使わないときはしまっておけるので、普段の作業やゲームでは通常のチェアとして使えるのが便利なところです。
リクライニング機能が付いたモデルなら、背もたれを倒しながらオットマンを伸ばすことで、ほぼ横になったような姿勢になれるものもあります。ゲームの合間にひと息つきたいときや、動画を見ながらくつろぎたいときに、椅子から立ち上がらずに姿勢を変えられるのは大きな魅力です。
ポイント:オットマンは「常に使うもの」というより、休憩やくつろぎの時間に頼れる機能と考えると、自分に必要かどうか判断しやすくなります。
PCゲーマーがオットマン付きを選ぶメリット
PCゲームは、コンシューマー機と比べてもデスク前に座る時間が長くなりやすい趣味です。オンライン対戦のランクマッチ、MMORPGの周回、Steamで買ったオープンワールドのじっくり探索など、気づけば数時間経っていることも珍しくありません。そんなとき、オットマン付きチェアには次のような魅力があります。
1. 足を伸ばして姿勢を変えられる
同じ姿勢で座り続けていると、脚を下ろしたままになりがちです。オットマンがあれば、足を前に投げ出して楽な姿勢に切り替えることができます。座り方に変化をつけられるだけで、ゲームへの集中の仕方も変わってきます。
2. ゲーム以外の時間も快適に過ごせる
ゲーミングチェアは、ゲームだけでなく動画視聴や読書、在宅ワークの合間の休憩にも使われます。オットマンを出してリクライニングを倒せば、「ゲーム部屋の特等席」のように使えるのが人気の理由です。
3. 別途家具を買わなくて済む
足置きやスツールを別に買うと、置き場所を考える必要があります。内蔵型ならチェアと一体で収納できるので、限られたデスク周りのスペースを有効に使えます。ゲーミングPCやモニター、キーボード、コントローラー、ヘッドセットなどで机まわりがにぎやかな人には、うれしいポイントです。
ワンポイント:デスク下のスペースも大切です。オットマンを伸ばしたときに足がPC本体や配線に当たらないよう、レイアウトを事前に確認しておくと安心です。
オットマン付きゲーミングチェアの選び方4つの視点
オットマン付きモデルは種類が多く、見た目が似ていても使い勝手に差が出ます。購入前に確認しておきたい視点を4つにまとめました。
視点1:設置スペースと部屋のサイズ
オットマンを伸ばし、さらにリクライニングを倒すと、チェアが占める面積は大きくなります。背もたれを倒したときの後方スペースと、オットマンを出したときの前方スペースの両方が必要です。壁やベッド、デスクとの距離をメジャーで測っておくと失敗が少なくなります。
視点2:サイズ感と耐荷重
座面の幅や高さ、背もたれの高さは、自分の体格に合っているかが大切です。身長が高めの方は背もたれやヘッドレストの高さを、体格がしっかりした方は耐荷重の数値を確認しておきましょう。商品ページには推奨身長や耐荷重が記載されていることが多いので、購入前にチェックしたいところです。
視点3:素材の違い(PUレザーとメッシュ)
素材は座り心地と見た目に大きく関わります。
- PUレザー:見た目が上質で、汚れを拭き取りやすい。しっかりした座り心地の商品が多い
- メッシュ:背もたれや座面に通気性があり、蒸れにくさを重視する人向け
- ファブリック:肌触りがやわらかく、季節を問わず使いやすい
夏場に長時間座る方や、部屋が暖まりやすい環境なら、通気性を意識した素材も検討する価値があります。
視点4:リクライニング角度とオットマンの連動
オットマンをフルに活かすなら、リクライニングの倒れる角度が重要です。背もたれが深く倒れるモデルほど、足を伸ばしたときにチェア全体が一直線に近づき、くつろぎやすくなります。ロッキング機能(背もたれが揺れるように動く機能)の有無や、角度を固定できるかも見ておくと使い勝手の違いがわかります。
チェックリスト:設置スペース/体格に合うサイズ/耐荷重/素材/リクライニング角度/ヘッドレスト・ランバーサポートの有無/組み立てやすさ
価格帯の目安とモデルの傾向
オットマン付きゲーミングチェアの価格帯は、1万円台前半から2万円台後半あたりが中心です。大きく分けると次のような傾向があります。
| 価格帯 | 主な傾向 | 向いている人 |
|---|---|---|
| 1万円台前半 | 基本機能をおさえた定番モデルが中心 | 初めてのゲーミングチェア、コスパ重視 |
| 1万円台後半 | 素材やデザインの選択肢が広がる | 見た目や座り心地にこだわりたい |
| 2万円台 | デザイン性や調整機能が充実したモデルが増える | 長く使う一脚をじっくり選びたい |
価格が上がるほど機能が増える傾向はありますが、必要なのは「自分の使い方に合っているか」です。まずは予算の上限を決めて、その範囲で先ほどの4つの視点を満たすモデルを探すのがおすすめです。
オットマン付きゲーミングチェアおすすめモデル3選
ここからは、オットマン付きとして注目されているモデルを3つ紹介します。それぞれの特徴を見ながら、自分の環境に近いものを探してみてください。
Dowinx ゲーミングチェア LS-6689
レトロな雰囲気のデザインが印象的なオットマン付きモデルです。なめらかなPUレザーを使用し、肉厚でフィット感の高いシートを備えているのが特徴とされています。ゲーミングチェアというと派手なレーシングカー風の見た目を思い浮かべがちですが、こちらは落ち着いた雰囲気で、ゲーム部屋以外のリビングや書斎にもなじみやすいデザインです。
こんな人におすすめ
- いかにもゲーミングな見た目より、落ち着いた雰囲気が好み
- 座面のクッション感をしっかり感じたい
- 汚れを拭き取りやすいPUレザーが好み
ゲーム配信をする方なら、背景に映り込む椅子のデザインも大切な要素です。レトロなデザインのチェアは、部屋の雰囲気づくりのアクセントにもなります。
Dowinx ゲーミングチェア LS-668801
フルフラット近くまで倒せる、レザー製のオットマン付きモデルです。ロッキング機能を備えており、ランバーサポートとヘッドレストは取り外しが可能とされています。体格や好みに合わせてクッションを外したり付けたりできるので、自分に合うセッティングを探しやすいのがうれしいところです。
オットマンを伸ばして背もたれを倒せば、ゲームの待ち時間や動画視聴、ちょっとした仮眠のような使い方もイメージしやすくなります。「ゲームも休憩も一つの椅子で完結させたい」という方に向いた一脚です。
こんな人におすすめ
- 背もたれを深く倒してくつろぎたい
- クッションの付け外しで座り心地を調整したい
- ロッキングで軽く揺れる座り心地が好み
取り外し可能なパーツは、季節や体調、その日の気分に合わせて使い分けられるため、細かな調整が好きな方にも便利です。
GTPLAYER ゲーミングチェア luft310
メッシュ素材を採用したオットマン付きモデルです。背もたれと座面に通気孔があり、蒸れやすい季節でも快適に座りたい方に向いています。レザー系のチェアは見た目に高級感がある一方で、夏場は暑く感じるという声もありますが、メッシュ系なら通気性を重視したい人の選択肢になります。
ゲーミングPCを長時間稼働させる環境では、部屋の温度も上がりがちです。特にハイスペックなグラフィックボードを積んだPCを使っている方は、チェアの素材選びも快適さに直結します。
こんな人におすすめ
- 夏場やPC稼働中の暑さが気になる
- 通気性のよい素材を選びたい
- オットマン付きでも、軽やかな見た目のものがよい
3モデルの特徴を比べてみた
3つのモデルの特徴を、表で整理します。
| モデル | 素材 | 特徴 |
|---|---|---|
| Dowinx LS-6689 | PUレザー | レトロなデザイン、肉厚でフィット感のあるシート |
| Dowinx LS-668801 | レザー | フルフラットに近い姿勢、ロッキング、取り外し可能なクッション類 |
| GTPLAYER luft310 | メッシュ | 背もたれ・座面の通気孔で蒸れにくさを意識 |
デザイン重視ならLS-6689、くつろぎ重視ならLS-668801、通気性重視ならluft310という選び方が、目安として考えやすいでしょう。最終的には、販売ページに記載されているサイズや耐荷重、組み立て方法を確認してから決めるのがおすすめです。
後付けオットマン・フットレストという選択肢
「今使っているチェアは気に入っているけれど、足置きだけ欲しい」という方には、後付けタイプのオットマンやフットレストという方法もあります。ゲーミングチェアに合わせて使える商品も多く、AmazonやECサイトで幅広く販売されています。
後付けタイプを選ぶときのポイント
- 幅:ゲーミングチェアと合わせるなら、幅75cm以上のオットマンが使いやすいとされている
- 高さ調整:ガス圧などで高さを調整できると、座面の高さに合わせやすい
- キャスター:移動が楽になる。ストッパー付きなら動きすぎず安定する
- 素材:PUレザーは汚れを拭き取りやすく、お手入れが簡単
後付けの良いところ:今のチェアを買い替えずに済み、必要なときだけ出して使えるため、部屋が狭い方にも取り入れやすい方法です。
デスク下に置くタイプのフットレストなら、通常の作業姿勢のままで足を乗せられます。オットマン内蔵型と使い分けるなら、作業中はフットレスト、休憩時は内蔵オットマンといった工夫も可能です。
オットマンは必要?いらない?迷ったときの考え方
「オットマンは結局使わなくなる」という声を目にすることもあります。そう言われる背景には、いくつかの理由があります。
- デスクワーク中心で、足を伸ばす場面が少ない
- 設置スペースの都合で、伸ばすと邪魔になる
- オットマンを出す手間が面倒に感じる
逆に、次のような使い方をする方には向いています。
- ゲームの合間に、リクライニングで休憩する時間が長い
- ゲームだけでなく、動画視聴や読書でもチェアを使う
- ワンルームなど、別のくつろぎスペースを確保しにくい
判断のコツ:「1日のうち、足を伸ばして休みたい時間があるか」を思い浮かべると決めやすくなります。あるなら、オットマン付きは満足度の高い選択になりやすいでしょう。
快適に使うためのセッティングのコツ
せっかくオットマン付きのチェアを選んでも、環境が合っていないと本来の使い心地を活かせません。次のポイントを意識してみてください。
デスクとの距離を確認する
オットマンを出す場面では、デスクから少し離れることになります。キーボードやマウスに手が届く距離と、休憩時に離れる距離のどちらも想定して、チェアの位置を決めましょう。コントローラーでプレイするゲームや、ゲームパッド接続のSteamタイトルなら、リクライニングしたまま遊べるので、オットマンとの相性がよい遊び方です。
床材とキャスターに気を配る
フローリングの場合は、キャスターの傷を防ぐためにチェアマットを敷くと安心です。オットマンにもキャスターが付いているモデルなら、マットの上で使うと滑りが安定します。
ケーブルの取り回しを整理する
足を伸ばしたときに、電源タップやPCのケーブルに引っかかると危険です。ケーブルはまとめて壁沿いに寄せておくと、快適に使えます。
こまめに姿勢を変える習慣を
どんなに良いチェアでも、同じ姿勢のまま長時間座り続けるのは避けたいものです。オットマンを使って姿勢を変えたり、ときどき立ち上がって軽く体を動かしたりして、気持ちよくゲームを楽しめる環境を整えましょう。
購入前に確認したい注意点
- 組み立ての手間:ゲーミングチェアは組み立て式が多く、オットマン付きは部品が増えることもあります。作業スペースと時間を確保しましょう
- 配送サイズ:大型の梱包で届くため、玄関や階段を通れるかも事前に確認しておくと安心です
- 返品・保証の条件:開封後の返品可否や保証期間は、販売ページで確認しておきましょう
- 耐荷重と対応身長:スペックは商品ごとに異なるため、必ず自分の体格に合うか販売ページを見て確かめてください
豆知識:レビューを見るときは、星の数だけでなく「使っている人の身長」や「使用期間」もあわせて見ると、自分に近い使い方の参考になります。
まとめ
オットマン付きゲーミングチェアは、ゲームの合間の休憩や動画視聴、くつろぎの時間をぐっと快適にしてくれるアイテムです。価格帯は1万円台前半から2万円台後半が中心で、素材はPUレザー、メッシュ、ファブリックなど幅広く選べます。選ぶときは、設置スペース、サイズと耐荷重、素材、リクライニング角度の4つの視点を軸にすると、納得のいく一脚が見つかりやすくなります。
レトロなデザインと座り心地が魅力のDowinx LS-6689、深く倒してくつろげるLS-668801、通気性を意識したGTPLAYER luft310と、それぞれ得意分野が異なります。すでにお気に入りのチェアがあるなら、後付けのオットマンやフットレストを取り入れる方法もあります。自分のプレイスタイルと部屋の環境に合わせて、長く使える一脚を選んでみてください。
ゲーミングチェア オットマン付きの選び方|4つの視点と3モデルを紹介をまとめました
オットマン付きゲーミングチェアは、休憩時間の過ごし方を広げてくれる頼れる存在です。まずは設置スペースと予算を決め、素材やリクライニング角度、サイズ感を見比べましょう。デザイン重視ならLS-6689、くつろぎ重視ならLS-668801、通気性重視ならluft310が目安になります。自分にぴったりの一脚で、毎日のゲームタイムをもっと心地よく楽しんでください。





















