『Tom Clancy’s The Division™』は、壊滅的なウイルスによって崩壊したニューヨークを舞台に、秩序の回復を目指すサードパーソンシューターです。発売から10年近く経った今でも、雪が降り積もるマンハッタンの街並みや、カバーを使った緊張感のある銃撃戦は色褪せておらず、むしろ「古いのに今でも通用する」という評価をよく見かけます。ソロでじっくり物語を追うこともできますし、仲間とCOOPで駆け抜けることもできる柔軟さも魅力です。久しぶりにオープンワールドのTPSをしっかり遊びたい人には、腰を据えて取り組みやすい一本と言えそうです。
どんなゲーム?
本作は、Ubisoftが手がける戦術性重視のオープンワールドTPSです。壊滅的なパンデミックに見舞われたニューヨークを舞台に、プレイヤーは特殊部隊「ディビジョン」のエージェントとして、街に秩序を取り戻すために行動します。カバーを使った位置取りとスキルの使い方が勝敗を左右する戦闘システムが特徴で、敵を倒して得た戦利品を使い武器やアーマーを強化していく装備進行システムが、長時間のプレイを支える土台になっています。昼夜や天候が変化する街並みの表現も丁寧に作り込まれており、崩壊後のマンハッタンを歩き回るだけでも没入感を味わえます。ストーリーミッションはソロでも最大3人のCOOPでも進められ、エンドゲームでは高難易度チャレンジやPvPとPvEが交錯するダークゾーンといった、やり込み要素が用意されています。
アプリIDが指定されていません。Tom Clancy’s The Division™の評価は?
長くプレイしているユーザーからは、10年以上前のゲームとは思えないグラフィックや、雪が降る街並みの雰囲気の良さを評価する声が見られます。一方で、続編であるシリーズ次作と比べるとUIや戦闘システムの洗練度は見劣りする部分があり、通信エラーや迷惑な自動発言への言及もありました。それでも、後発の大型アップデートによる仕様変更に振り回されることが少ない点を、長所として挙げる意見もあります。また、古いタイトルながら作り込みのしっかりしたゲームだという評価もあり、高難易度ミッションをソロで突破できる強力な装備を集めるまでの過程を楽しめるという声もありました。一方でPvPエリアであるダークゾーンについては、プレイヤースキルよりも装備やスキルの差が勝敗に直結しやすく、合わない人も一定数いるとされています。総じて、戦闘の硬派さと世界観の雰囲気を気に入っているユーザーが多い印象です。
DLCはある?
本作にはシーズンパス形式の追加コンテンツが用意されており、ディフィニティブエディションとして購入すると、ゲーム本編に加えて3つのシーズンパス拡張パックと複数のコスメティックパックがまとめて収録されています。拡張パックでは新しいミッションやエリアが追加され、エンドゲームの遊びの幅を広げる内容になっています。コスメティックパックは見た目を変えるアイテム類が中心で、ゲームバランスに直接関わるものではないようです。単体の基本パッケージだけでなく、拡張要素を含めてまとめて楽しみたい場合は、ディフィニティブエディションを選ぶとDLC分も一括で確認できます。
Tom Clancy’s The Division™は無料で遊べる?
本作は無料プレイ対応のタイトルではなく、Steamで3960円(税込価格は変動する場合があります)の買い切り価格で販売されています。購入後はシーズンパスや拡張パックなど追加コンテンツの課金要素はあるものの、ゲーム内で必須級のアイテムを購入させるような仕組みは説明文からは見当たりません。基本的には本体を購入すれば一通りのストーリーとエンドゲームコンテンツを楽しめる構成です。
マルチプレイはある?
マルチプレイには対応しています。ストーリーミッションは最大3人のエージェントとオンラインでチームを組み、シームレスなCOOPプレイで進めることができます。もちろんソロプレイも可能なので、仲間がいないときでも物語を進められます。エンドゲームにはダークゾーンという高リスクなエリアがあり、ここではPvEとPvPが交錯し、他プレイヤーとの協力や裏切りが発生する独特の緊張感が味わえます。協力プレイ中心で進めたい人にも、単独行動が好きな人にも対応できる作りになっています。
対応言語は?
日本語には対応しており、テキストだけでなくフル音声でのローカライズも行われています。英語やフランス語、ドイツ語などと並んでフル音声対応言語に日本語が含まれているため、字幕を気にせず会話シーンやミッション中のボイスを楽しめます。日本語でしっかり物語を追いたい人でも安心して遊べる言語対応状況です。
動作環境は?最低要件
Steamページには詳細な最低システム要件の記載が見当たりませんでしたが、同時期に発売されたオープンワールドTPSとしての一般的な目安は次のあたりになります。購入前には念のためSteamストアページの最新のシステム要件欄も確認しておくと安心です。
- OS: Windows 7 / 8 / 8.1 / 10(64bit)
- プロセッサー: Intel Core i5-2400 もしくは AMD FX-6350 相当
- メモリー: 6GB RAM
- グラフィック: NVIDIA GeForce GTX 560 もしくは AMD Radeon HD 6950(VRAM 1GB以上)相当
- ストレージ: 40GB以上の空き容量
発売から時間が経っているタイトルなので、スペック自体はそれほど高くなくても動作は期待できそうですが、オープンワールドならではの読み込み時間短縮のためにSSDを用意しておくと快適さが変わってきます。
PC GAME NAVI編集部レビュー
実際に雪の降るマンハッタンを歩き回ってみると、建物の影に隠れながら敵の位置を探る緊張感がしっかり気持ちよく、カバーアクションの基本をきちんと押さえた戦闘だと感じました。スキルやギアを少しずつ強化していく過程は地味ながら着実で、気づくと長時間プレイしてしまうタイプのゲームです。ソロで黙々とミッションを進めるのも良いですが、仲間とCOOPで挑むと難所のテンポが一気に変わるのも面白いポイントでした。ダークゾーンは油断すると他プレイヤーに痛い目を見ることもあるので、まずは通常エリアで装備を整えてから足を踏み入れるのがおすすめです。古さを感じさせない街の表現と硬派な戦闘を味わいたい人には、じっくり向き合う価値のある一本だと思います(編集部)。
Tom Clancy’s The Division™の評価・DLC・日本語対応をまとめました
『Tom Clancy’s The Division™』は、崩壊後のニューヨークを舞台にした戦術的なTPSで、ソロでもCOOPでも楽しめる柔軟さが魅力です。日本語はフル音声で対応しており、シーズンパスやコスメティックパックなどのDLCも用意されています。無料プレイではなく買い切り型のタイトルですが、装備を育てながら長く遊べる作りになっているので、腰を据えて取り組みたい人には合いやすいゲームと言えそうです。

















