Middle-earth™: Shadow of War™はどんなゲーム?評価・DLC・日本語対応を調査

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ゲームレビュー

「Middle-earth™: Shadow of War™」は、Monolith Productionsが手がけたオープンワールドのアクションRPGだ。中つ国を舞台に、プレイヤーは新たな力の指輪を作り出し、オークの軍勢を率いて数々の砦を攻め落としていく。前作「シャドウ・オブ・モルドール」で評価されたネメシスシステムをさらに拡張しており、敵も味方もひとりひとりが個性と記憶を持って動く点が大きな魅力になっている。2017年10月9日にリリースされ、現在もSteamで購入できるタイトルだ。

どんなゲーム?

本作の舞台は、サウロンの脅威が強まりつつある広大な中つ国。プレイヤーは主人公タリオンと、彼に憑りついた亡霊ケレブリンボールの力を使い、敵陣深くへ入り込んでオークの軍団を自らの支配下に置いていく。目玉となるのは、受賞歴のあるネメシスシステムで、敵将は裏切りや復讐、昇進といった出来事を経てキャラクター性を獲得し、同じ顔の敵将に二度と出会わないという体験を生み出す。砦を制圧して味方に引き入れたオーク隊長を指揮官に据え、軍勢を強化しながらモルドール全体の支配を進めていく、戦略とアクションが絡み合う構成になっている。

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Middle-earth™: Shadow of War™の評価は?

プレイヤーからの評価では、ネメシスシステムによる砦攻略やオーク隊長との関係構築を楽しめる点が支持されている一方、気になる声も見られる。特に多いのは、戦闘中にオークが発する掛け声や勝利時のセリフが非常に頻度高く再生され、長時間プレイすると耳につきやすいという指摘だ。この演出をオフにしたり短縮したりする手段が乏しい点は、発売から時間が経った今でも不満として挙がっている。また、スキルの取得にレベル制限が設けられており、好きなビルドを自由に組みたいプレイヤーにとっては窮屈に感じられる場面があるようだ。砦制圧のやり込み要素自体への評価は総じて高く、長く遊べるボリュームを備えている点はプラス材料といえる。

DLCはある?

本作には複数の追加コンテンツが用意されている。ストーリーを拡張する「ブレイド・オブ・ガラドリエル」「デソレーション・オブ・モルドール」の2本に加え、ネメシスシステムをさらに掘り込む「アウトロー・トライブ」「スローター・トライブ」などの拡張パックが配信された。これらをまとめた「デフィニティブエディション」も用意されているため、まとめて導入したい場合はエディション表記を確認しておくとよい。発売当初はミクロトランザクション(課金による軍団強化要素)も存在したが、後のアップデートでこの仕組みは撤廃され、現在はDLC購入によってコンテンツを追加する形に整理されている。

Middle-earth™: Shadow of War™は無料で遊べる?

本作は無料プレイには対応しておらず、Steamでのパッケージ購入(5,950円)が必要な買い切り型のタイトルだ。発売初期には軍団強化アイテムなどを購入できる市場機能が実装されていたが、プレイヤーからの反発を受けて後のアップデートで撤廃されている。現在はストーリー拡張などのDLCを除けば、追加課金なしで本編をすべて楽しめる構成になっている。

マルチプレイはある?

本作は基本的にシングルプレイ専用のタイトルで、対人戦のような通常のマルチプレイモードは搭載されていない。ただし、無料アップデートで追加された「シャドウ・ウォー」モードでは、自分が育てた砦を他プレイヤーの攻撃から守ったり、逆に他プレイヤーの砦を攻略したりする非同期のオンライン要素が楽しめる。リアルタイムで対戦する形式ではないが、自分の軍勢が試される場として用意されている仕組みだ。

対応言語は?

日本語には対応している。テキストだけでなく音声も含むフル対応言語のひとつに日本語が含まれているため、字幕を気にせずボイスも含めて日本語でプレイできる。英語やフランス語、ドイツ語などの主要言語もフル音声対応となっており、海外タイトルながら国内プレイヤーにも遊びやすい仕様になっている。

動作環境は?最低要件

PCで快適に動かすための最低要件は以下の通り。発売から時間が経っているタイトルなので、現行のミドルクラス以上のPCであれば大きな心配は不要だが、購入前にストレージ容量だけは確認しておきたい。

  • OS: Windows 7/8.1/10 (64bit)
  • プロセッサー: Intel Core i5-2300 または AMD FX-6350
  • メモリー: 8 GB RAM
  • グラフィック: NVIDIA GTX 660 2GB または AMD Radeon HD 7850 2GB
  • DirectX: Version 11
  • ストレージ: 60 GB の空き容量

PC GAME NAVI編集部レビュー

実際にプレイしてみて一番印象に残ったのは、砦を攻略したあとに自分のオーク隊長が裏切り者に報復しに行く場面だった。何十時間も前の出来事をシステムがちゃんと覚えていて、物語として返してくれる感覚は他のゲームにはなかなかない体験だ。戦闘のテンポも良く、弱点を突いて次々と敵を倒していく爽快感は長時間プレイしても飽きが来にくい。一方で、オークたちの掛け合いが賑やかすぎると感じる場面はたしかにあり、集中したいときは少し休憩を入れたくなることも。それでも、自分だけの軍団を育て上げていく満足感は大きく、腰を据えて取り組みたいオープンワールド作品としておすすめできる一本だ(編集部)。

Middle-earth™: Shadow of War™の評価・DLC・日本語対応をまとめました

ネメシスシステムによる唯一無二の砦攻略体験が魅力の本作は、日本語フル対応で国内プレイヤーも安心して楽しめるタイトルだ。DLCでストーリーやネメシス要素を拡張できる一方、マルチプレイは非同期の「シャドウ・ウォー」のみという点は事前に把握しておきたい。購入を検討している場合は、今回の内容を参考にしてみてほしい。