60Hzのモニターから120Hz対応モニターに乗り換えると、画面のカクつきが減り、操作した通りにキャラクターが動く感覚が得られやすくなります。とはいえ「144Hzとどちらを選ぶべき?」「PCのスペックは足りる?」と迷う人も多いはず。この記事では120Hz対応ゲーミングモニターの基礎知識から選び方、注目モデルまでまとめました。
- 120Hzは1秒間に120コマ表示できるリフレッシュレートで、60Hzの2倍の滑らかさが得られる
- PCゲームで120Hzを活かすには、GPU側で高フレームレートを出せる性能とHDMI 2.1やDisplayPortの帯域が重要
- VRR(可変リフレッシュレート)に対応していると、フレームレートが変動してもカクつきや画面のちぎれが起きにくい
- パネルはIPS・VA・TNの3種類があり、用途によって向き不向きがある
- 解像度はフルHD・WQHD・4Kから、GPU性能と予算に合わせて選ぶのが失敗しないコツ
120Hzとは?体感でわかる違い
リフレッシュレートとは、モニターが1秒間に画面を書き換える回数のことで、単位は「Hz」で表されます。一般的なオフィス用モニターは60Hzが主流ですが、120Hzモニターは1秒間に120回画面が更新されるため、単純計算で60Hzの2倍の情報量を表示できます。
数字だけ見るとピンと来ないかもしれませんが、実際にプレイすると違いは明確です。カーソルやキャラクターの動きの残像が減り、視線の動きに映像がついてくる感覚が強まります。特に一人称視点のシューティングゲームやレースゲームのように、画面全体が高速で動くジャンルほど恩恵を感じやすい傾向があります。
120Hzと144Hz、どちらを選ぶべきか
店頭やネットショップを見ていると、120Hzだけでなく144Hz・165Hz・180Hzといった表記のモニターも並んでいます。これらはいずれも「120Hz超え」の高リフレッシュレートモデルで、数値が大きいほどより滑らかな表示が可能です。
ただし、モニター側の性能を活かすにはPCやゲーム機側の出力フレームレートがそれに追いついている必要があります。GPU性能がリフレッシュレートに見合っていない場合、宝の持ち腐れになってしまう点は覚えておきたいところです。
| 項目 | 60Hz | 120Hz | 144Hz以上 |
|---|---|---|---|
| 1秒あたりの表示コマ数 | 60コマ | 120コマ | 144〜180コマ以上 |
| 体感の滑らかさ | 標準 | かなり滑らか | 非常に滑らか |
| 必要なGPU性能の目安 | 控えめでOK | 中〜高め | 高め |
120Hzを活かすために確認したいスペック
120Hz対応モニターを選ぶ際は、リフレッシュレートの数字だけでなく、以下のスペックも合わせてチェックすると失敗しにくくなります。
- 接続端子:HDMI 2.1やDisplayPort 1.4以降が搭載されているか。高リフレッシュレート+高解像度を同時出力するには帯域が重要です
- VRR(可変リフレッシュレート):フレームレートが変動してもカクつきや画面のちぎれを抑えてくれる機能
- 応答速度:数値が小さいほど残像が出にくく、動きの速いシーンでもくっきり表示されます
- パネルの種類:発色や視野角、コントラストなど画質面の傾向が変わります
パネルの種類で選ぶ(IPS・VA・TN)
ゲーミングモニターのパネルには主にIPS・VA・TNの3タイプがあります。それぞれ特徴が異なるため、プレイするジャンルに合わせて選ぶのがおすすめです。
- IPSパネル:色再現性が高く、視野角も広いためゲームの映像美をしっかり楽しみたい人に向いています。近年の120Hz以上のモデルではIPS系が主流になりつつあります
- VAパネル:コントラストが高く黒の締まりが良いのが特徴。湾曲モニターに採用されることが多く、没入感を重視する人に人気です
- TNパネル:応答速度が速い傾向があり、動きの激しいシューティングゲームなどで選ばれることがありますが、近年はIPSの高速化により選択肢は減少傾向にあります
解像度はどれを選ぶ?フルHD・WQHD・4K
120Hz対応モニターは解像度のバリエーションも豊富です。GPU性能や予算に応じて選ぶのが基本になります。
おすすめの120Hz対応ゲーミングモニター
ここからは、120Hz以上に対応した注目のゲーミングモニターを紹介します。予算やプレイスタイルに合わせて参考にしてみてください。
JAPANNEXT JN-i27G180Q
27インチのFast IPSパネルを採用し、WQHD解像度で最大180Hzの高リフレッシュレートに対応したモデルです。HDMI 2.1端子を備え、応答速度も高速なため、動きの激しいシーンでもくっきりとした映像を楽しめます。画質と滑らかさのバランスを重視したい人におすすめの一台です。
BenQ MOBIUZ EX271Q
WQHD解像度・最大180Hz・IPSパネルを組み合わせたモデルで、高速描画と発色の良さを両立しています。目の疲れを軽減する機能が搭載されている点も特徴で、長時間プレイする人からも評価されています。バランス型のモニターを探している人に向いています。
Minifire MFG27F4Q
WQHD解像度で最大180Hzに対応しつつ、比較的手ごろな価格帯で購入できる点が支持されているモデルです。HDMI 2.1ポートを備えており、高フレームレートでの接続にも対応しています。コストを抑えながら120Hz以上の環境を整えたい人におすすめです。
Acer Nitro XV282K KV
28インチの4K解像度に対応しながら最大144Hzの高リフレッシュレートを実現したIPSパネルモデルです。HDMI 2.1端子を搭載し、高精細な映像と滑らかな動きを両立したい人に向いています。画質重視で妥協したくない人におすすめの一台です。
JAPANNEXT JN-IPS238G120F-C6
23.8インチのフルHD IPSパネルを採用し、120Hzのリフレッシュレートと高速応答に対応したエントリー向けモデルです。USB-C端子を備えているのも特徴で、比較的コンパクトなサイズ感から設置場所を選ばない点も魅力です。初めて120Hzモニターを試してみたい人におすすめです。
120Hzモニターを快適に使うための注意点
120Hz対応モニターを導入する際は、以下のポイントも意識しておくと快適な環境を作りやすくなります。
- ケーブル選び
- 設定の確認:モニター側だけでなく、OSやゲーム内のグラフィック設定でもリフレッシュレートが正しく反映されているか確認しましょう
- GPUとのバランス:解像度とリフレッシュレートを高くしすぎると、GPU性能が追いつかずフレームレートが安定しないことがあります。自分の環境に合った組み合わせを選ぶことが快適さの近道です
まとめ
120Hz対応のゲーミングモニターは、60Hz環境からの乗り換えで滑らかさを大きく実感できる魅力的な選択肢です。144Hz以上のモデルも視野に入れつつ、パネルの種類や解像度、接続端子の規格をチェックすることで、自分のプレイスタイルに合った一台を見つけやすくなります。GPU性能とのバランスを意識しながら、快適なゲーム環境を整えてみてください。
ゲーミングモニター120Hzの選び方|快適プレイのコツ をまとめました
120Hzは60Hzの2倍のコマ数を表示できるリフレッシュレートで、視認性や操作の追従感が大きく向上します。選ぶ際はリフレッシュレートの数値だけでなく、パネルの種類・解像度・接続端子の規格・VRR対応の有無まで確認することが失敗しないコツです。今回紹介したモデルを参考に、自分のプレイスタイルや予算に合った120Hz以上のゲーミングモニターを選んでみてください。























