ニュースの要約
- Windows 11移行完了は28%と低調
- リソース不足が移行の壁となっている
- レンタルサービスを71%が利用中・検討中・情報収集中
概要
株式会社SSマーケットは、2025年10月14日に予定されているWindows 10のサポート終了を目前に、業務用パソコンの管理・調達担当者863名を対象とした調査を実施しました。
その結果、Windows 11への移行完了は28.6%にとどまり、依然として68.6%の企業が未移行の状態であることがわかりました。移行に際しては、「ハードウェアや周辺機器の選定・調達の手間」「キッティングや初期設定の作業の大変さ」「予算確保の難しさ」「納期の見通しが立てづらい」など、「コスト・時間・人手」の不足が大きな障壁となっているようです。
また、PC調達・運用・管理を兼任で行う企業が61.4%に上り、そのうち79.1%が本来の業務に支障が出ていることも判明しました。そのため、企業の77.7%が新たな調達方法の検討を行っており、その選択肢として「レンタルサービス」に注目が集まっているようです。
「故障時の即時交換」「キッティングの外注化」「デバイス管理の委託」といった、保守・運用面での負荷軽減を期待して、レンタルサービスの利用や検討、情報収集をする企業が全体の71.4%に上りました。これは、購入やリースに加え「レンタル」が新しい調達手段として定着しつつあることを示す結果と言えるでしょう。
編集部の感想
編集部のまとめ
SSマーケット:Windows 11移行完了は28%、リソース不足が壁。新たな選択肢「レンタル」を71%が利用中・検討中・情報収集の意向についてまとめました
この調査結果から、Windows 11への移行が予想以上に進んでいないことがわかりました。企業は「コスト・時間・人手」の不足に悩まされており、移行作業の負担に苦しんでいるようです。
一方で、レンタルサービスに注目が集まっているのは興味深い点です。保守・運用の負荷軽減が期待されており、購入やリースに加えて新たな調達手段として定着しつつあると言えるでしょう。
特に中小企業では、PC管理業務が他の本来業務を圧迫しているため、レンタルサービスの活用が有効な解決策になると考えられます。SSマーケットのRe:new PCは、そうした企業のニーズに応えられるサービスだと評価できそうです。
参照元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000017.000140095.html
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