ニュースの要約
- freeeと中国銀行がBPaaSを活用した地域のスモールビジネス向けDXサービスの提供に向けて検討を開始
- BPaaSを通じて、地域の人手不足解消に向けた人事・労務管理業務、経理業務のアウトソーシングサービスの提供を予定
概要
フリー株式会社と株式会社中国銀行は、BPaaS(クラウドサービスであるSaaSと業務の一部を外部に委託するBPOを組み合わせたサービス)を活用した地域のスモールビジネス向けDXサービスの提供開始に向けて検討を開始したことを発表しました。
中国銀行は2024年5月に公表した『ちゅうぎんDX戦略』においてデジタル技術の活用や異業種との連携強化による新たな価値の創造を推進しています。freeeと中国銀行は2019年8月より業務提携を行い、地域のスモールビジネス向けのICTコンサルティングサービスなどの提供を行ってきました。
今回新たにBPaaSを通じて、地域の人手不足解消に向けたサービスとして人事・労務管理業務、経理業務のアウトソーシングサービスの提供を予定しています。freeeはBPaaSの提供に向けて中国銀行担当者へのOJTならびに業務実施に必要なプロダクトのライセンス等の提供を行い、サービスとして事業化できる体制構築を行います。
編集部の感想
編集部のまとめ
BPaaSサービス:freeeと中国銀行がBPaaSサービスの提供に向けて検討を開始 デジタル技術の活用による人手不足解消に寄与についてまとめました
今回の発表は、地域のスモールビジネスを支援するDXサービスの提供に向けた大手金融機関と有力SaaSベンダーの連携という点で非常に注目に値するものです。
地域の人手不足解消に向けたアウトソーシングサービスの提供は、中小企業の生産性向上に大きな効果が期待できます。特にコロナ禍の中、このようなデジタル技術を活用したサービスの登場は地域経済の活性化につながるでしょう。
また、中国銀行のDX戦略に基づく異業種連携の取り組みにより、同行の金融サービスの高度化も期待できます。地域金融機関のデジタル化が加速していく中で、freeeとの協業は他の金融機関にも好影響を与えるかもしれません。
今後の展開にも注目が集まりそうですね。
参照元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001910.000006428.html
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