ニュースの要約
- 新潟のIT企業オーエムネットワークが、生成AIを全社員に導入する「Re:Work.AI」プロジェクトを始動
- 人材不足と生産性停滞という日本全体の課題に正面から取り組み、地方発のSaaS企業として新しい雇用モデルと生産性向上の道筋を提示
- 2026年度には主要プロセスの80%をAI対応へ移行することを目標に掲げる
概要
オーエムネットワーク(新潟県)は、2026年度の会社テーマを「生成AIを活用して働き方を変えていく」と掲げ、戦略プロジェクト「Re:Work.AI」を始動しました。
その一環として、全社員にChatGPT有料版アカウントを配布。開発・マーケティング・総務といった部門を横断し、生成AIを”誰もが使える武器”に変える取り組みを推進します。
慢性的なエンジニア不足や働き方改革の停滞といった日本全体の課題に正面から挑むことで、地方発SaaS企業として新しい雇用モデルと生産性向上の道筋を提示するのが狙いです。
オーエムネットワークは2026年度内に主要プロセスの80%をAI対応へ移行することを掲げています。さらに、社内で得たナレッジをオープン化し、「地方から全国へ」業界横断のベストプラクティス創出を目指します。
編集部の感想
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地方企業がここまでAIを全社的に取り入れるのは画期的だと感じました。人材不足や生産性向上といった課題に正面から取り組むアプローチが意欲的です。
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「Re:Work.AI」には、AI推進組織の設立やAIリテラシー教育など、着実な取り組みが盛り込まれているのが良いですね。生成AIを”誰もが使える武器”にするという姿勢がユニークです。
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地方企業がこうした取り組みを通じて、新たな雇用モデルや生産性向上のベストプラクティスを全国に発信していくことを期待しています。
編集部のまとめ
Re:Work.AI:新潟の企業が人材不足に真っ向勝負 ― 全社員に生成AI導入についてまとめました
オーエムネットワークの「Re:Work.AI」プロジェクトは、地方企業がAIを積極的に取り入れて、人材不足や生産性停滞といった課題に正面から取り組む画期的な取り組みだと言えるでしょう。
ChatGPTの全社展開や、AI推進組織の設立、AIリテラシー教育の体系化など、従業員を”利用者”から”活用者”へと変革しようとする姿勢が印象的です。
2026年度までに主要プロセスの80%をAI対応にする野心的な目標を掲げるだけでなく、得たナレッジのオープン化にも取り組むことで、地方発のSaaS企業として全国への波及も期待できそうです。
人材不足や生産性停滞といった課題に悩む企業にとって、オーエムネットワークの取り組みは参考になる好事例となるでしょう。
参照元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000024.000092212.html
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