ニュースの要約
- ドローンショー国内シェアNo.1のレッドクリフが、freee販売を導入し内部統制の構築とIPO準備を進めている
- freeeの6つのプロダクトを連携させて業務改善を加速し、プロジェクト型ビジネスの課題を解決した
- freee販売の導入で、案件ごとの収支管理が可能になり経営判断の精度が向上した
概要
フリー株式会社は、ドローンショー国内シェアNo.1のレッドクリフがfreee販売の活用事例を公開したことを発表しました。
レッドクリフは2025年の大阪・関西万博での大規模なドローンショーの実施を皮切りに、急速な事業拡大を遂げています。しかし、急激な従業員増加に伴い属人的な運用体制が限界に達していました。チャット中心のやりとりや属人化したデータ共有により、注文書の不備が発生したり、各担当者が個別にスプレッドシートで案件ごとの収支を管理していたため、全社の利益状況の把握が困難という課題に直面していました。
そこでレッドクリフは、顧問税理士との連携を核に、freeeの6つのプロダクトを連携させることで業務改善を加速しました。これにより、受発注データと原価情報が一つのシステムに集約され、案件ごとの利益状況をリアルタイムで把握できるようになりました。さらに、販売フローの管理を管理部門主導とすることで、営業部門と制作部門の業務集中を実現しました。加えて、人件費や立替経費、減価償却費などの管理も案件単位で可能になり、より正確な原価管理と利益把握が実現しました。
その結果、IPO準備を進める上で不可欠な「事業計画の妥当性」や「来期の成長性の蓋然性」をデータに基づいて説明できる基盤を整えることができました。レッドクリフは今後もfreeeのプロダクトを活用し、独自のドローンショーを作り上げ、新事業の軸を確立していく予定です。
編集部の感想
- freeeのプロダクト群が、急成長企業のIPO準備を支援するのは興味深い
- 属人的な業務フローから、システマティックな管理体制への移行の取り組みが参考になる
- 案件ごとの収支管理の重要性が高まる中、freee販売がスムーズなIPO準備を可能にしている点が評価できる
編集部のまとめ
freee:ドローンショー国内シェアNo.1のレッドクリフがfreee販売を導入 プロジェクト型ビジネスの鍵である案件別収支管理の基盤を固め、IPO準備へについてまとめました
今回のニュースは、freeeがスタートアップ企業の経営基盤強化に大きな役割を果たしている事例として注目に値します。レッドクリフはドローンショー事業で急成長を遂げており、IPO準備に不可欠な内部統制の構築という喫緊の課題に直面していました。しかしfreeeの会計、販売、人事労務など複数のプロダクトを連携させることで、業務の透明性と効率性を高め、案件別の収支管理基盤を構築することができたようです。これにより、IPO準備に必要なデータ基盤が整ったことが大きな成果だと言えるでしょう。また、freeeがスタートアップの課題に寄り添い、必要に応じてカスタマイズにも応じている姿勢も評価できます。今後もfreeeがスタートアップ企業の経営基盤構築を支えていくことに期待が高まります。
参照元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001882.000006428.html















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