Morisawa Fonts:Web制作業務の効率化と安定したフォント配信を実現するための特許取得を発表

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ニュース

ニュースの要約

  • モリサワが「Morisawa Fonts」のWebフォントの契約管理および配信技術に関する2件の特許を取得
  • Web制作の課題を解決し、Webフォントの配信効率と安定性を向上させる
  • 特許によりプロジェクト引き継ぎ機能などを実現し、Webフォントの導入と管理をスムーズに

概要

株式会社モリサワは、フォントサブスクリプションサービス「Morisawa Fonts」のWebフォントにおいて、契約管理および配信技術に関する2件の特許を取得しました。

Web制作の現場では、複数の関係者による制作・運用体制やアクセスの集中によって、Webフォントの契約管理や配信速度に課題が生じるケースが少なくありません。モリサワは、こうしたお客様の声に応えるべく、「契約者の変更をより簡単に」「安定したフォント配信を実現する」ための技術開発に取り組み、独自の技術を開発し実用するとともに、特許申請を行なっていました。

本特許は、Web制作の実務上の課題を解消しながら、Webフォントの配信効率と安定性を向上させ、快適なユーザー体験の実現に寄与するものです。これらの技術はMorisawa Fonts Webフォントのすべてのプランに利用されています。

1件目の特許は、Webサイト制作時において、制作会社からクライアント企業への移行に伴う契約者変更のたびに、CSSリンク(埋め込みコード)を書き換える手間が発生するという課題に対応した技術です。本技術では、埋め込みコードを変更することなく契約情報の更新が可能となる仕組みを提供し、制作者と運営者の作業負荷を大幅に削減します。

2件目の特許は、Webフォントの配信および利用状況の測定に関する技術です。Morisawa FontsのWebフォントは、ユーザーがWebページに初めてアクセスした際に、エッジサーバーがフォント配信サーバーからWebフォント情報を取得・保存し、以降のアクセスではエッジサーバーから直接フォントを配信する仕組みを採用しています。加えて、フォントの閲覧回数やページビュー数などの利用データを、エッジサーバーとフォント配信サーバーの双方で集計しています。この技術は、効率的なフォント配信と正確な利用量測定を実現するために活用されています。

編集部の感想

    Webフォントの管理の課題を解決する特許を取得したのは、ユーザーにとってとても魅力的な取り組みだと思います。
    制作から運用への移行がスムーズになるのは、Web制作現場にとってとても助かる機能ですね。
    配信速度の向上と正確なレポーティングは、Webサイト運営者にとって重要な要素だと感じました。

編集部のまとめ

Morisawa Fonts:Web制作業務の効率化と安定したフォント配信を実現するための特許取得を発表についてまとめました

今回のニュースは、Webフォントの契約管理と配信技術に関する2件の特許取得について発表されたものです。

Web制作現場では、複数の関係者による制作・運用体制や、アクセスの集中によって、Webフォントの管理に課題が生じることが多いようです。モリサワはこうした課題に応えるべく、「契約者の変更をより簡単に」「安定したフォント配信を実現する」ための独自技術の開発に取り組み、特許を取得したとのことです。

取得した2つの特許は、Webサイト制作時の契約者変更に関する課題解決と、Webフォントの配信効率と利用状況の測定に関するものです。特に契約者変更に関する特許は、制作から運用への移行時の作業負荷を大幅に削減できるため、Web制作現場にとって非常に有効な機能だと感じます。

また、配信速度の向上と正確なレポーティングは、Webサイト運営者にとっても重要な要素です。この2つの特許によって実現された技術は、Morisawa FontsのWebフォントの全プランに活用されているとのことで、ユーザーにとって魅力的な取り組みだと思います。今後のWebフォントサービスの進化に注目していきたいと思います。

参照元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000580.000010848.html