Unity Japan:大阪万博でNHKエンタープライズが手がけるロボコンの新競技『XROBOCON』を支えるデジタルツイン技術にUnityを採用

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ニュース

ニュースの要約

  • 大阪万博で開催される新ロボコン「XROBOCON」にUnityが採用されることが発表されました。
  • 本大会では、デジタルツインとリアルロボットを融合させたシミュレーション環境を構築するためにUnityが活用されます。
  • Unityの製品であるUnity Asset Transformerを使ってCADデータからロボットモデルを簡単にインポートできるなど、Unityの機能が大会に活かされます。

概要

2025年8月26日(土)・27日(日)に大阪・関西万博会場で開催される次世代ロボット競技会「XROBOCON」に、Unity(ユニティ・テクノロジーズ・ジャパン株式会社)の技術が活用されることが発表されました。

本大会では、100人近いメンバーが参加し、現実の物理ロボットとデジタルツインを融合させた競技を行います。全参加チームがUnity製の3Dシミュレーション環境「バーチャルフィールド」上で、AIの制御アルゴリズム構築や戦略立案を行い、本番では現実のフィールドでロボットを操作するAIに指示を行いながら、現実と連動するバーチャルフィールド上のコインを相手より多く獲得することで勝敗を競います。

Unityが採用された理由としては、ROS(Robot Operating System)との連携のしやすさ、デジタルツインでの活用の実績に加えて、Unity Asset Transformer(旧Pixyz)を使ったロボットのCADデータのインポートの容易さが挙げられています。また、Unity Asset Transformerやアセット管理システムUnity Asset Managerの使い方に関する講座も出場チームを対象に実施されました。

大会主催のNHKエンタープライズ プロデューサー 吉田拓史氏は「Unity自体の使いやすさは、全チームに使っていただく上で非常に重要なメリットでした。またUnity Asset TransformerでロボットをCADデータから簡単にインポートできる点も、今後かなり重宝される機能になってくると思います。」と述べています。

編集部の感想

    ロボコンにデジタルツイン技術が導入されるのは非常に興味深いですね。Unityの機能を活かしてリアルとバーチャルを融合させた競技は、次世代のロボット開発に役立つ技術ではないでしょうか。
    CADデータからUnityで簡単にロボットモデルを作れるのは、ロボット開発の生産性を高められそうです。これによって、よりハイレベルな戦略やAIの開発に集中できるはずです。
    大阪万博のイベントとして、このXROBOCONは注目に値するでしょう。Unity技術の活用によって、ロボットの操縦と戦略立案の一体化が実現されるのが楽しみです。

編集部のまとめ

Unity Japan:大阪万博でNHKエンタープライズが手がけるロボコンの新競技『XROBOCON』を支えるデジタルツイン技術にUnityを採用についてまとめました

今回のニュースは、大阪万博で開催されるXROBOCONという新しいロボコン大会に、Unityが採用されるという内容でした。

従来のロボコンとは一線を画する新しい試みで、現実のロボットとデジタルツインを融合させたシミュレーション環境を構築することが大きな特徴です。Unityはその中核となる技術を提供しており、ロボットのCADデータをスムーズにインポートできる機能や、ROS連携の容易さなどが評価されたようです。

エンタープライズ分野でもUnityの活用が広がっていることが分かります。ゲーム開発以外にも、デジタルツインやシミュレーション、AR/VR、IoTなど、様々な分野でUnityの技術が活用されるようになってきています。

今回の取り組みが、ロボット開発の新しい手法を生み出し、さらなるイノベーションにつながることを期待したいですね。

参照元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000301.000016287.html