ニュースの要約
- 1日5,000台のキッティングに対応し、IT機器運用の業務効率化を支援するサービス
- 高度な業務設計ノウハウを活かし、企業ごとの要件に適切に対応
- 強固なセキュリティ対策により、機密情報や企業のIT資産を厳重に管理
概要
大日本印刷株式会社(DNP)とグループ会社の株式会社DNPロジスティクスは、2025年7月31日にDNPロジスティクス三芳センター(埼玉県入間郡三芳町)内に「LCM(Life Cycle Management)センター」を開設します。
「LCMセンター」は、IT機器のキッティング(すぐ使える状態への整備)から保管・管理、配送まで一貫して代行するBPO(Business Process Outsourcing)サービスを提供します。約1,000㎡の作業エリアに加え、企業の業務内容・規模に応じて拡張可能なスペースを設け、1日約5,000台(年間120万台)のキッティングに対応できる体制を整備しています。
DNPグループが培ったBPOの実績と、さまざまなIT機器を導入してきた経験を活かし、企業ごとに異なる要件や運用ポリシーに適切に対応するとともに、高セキュリティな作業環境を整備しています。
DNPは、IT機器の選定・調達からキッティング作業、全国規模での導入・設置作業、導入後の運用・保守作業に至るライフサイクルマネジメントサービスを提供し、企業のIT機器の管理・運用における業務効率化を支援していく方針です。本サービスにより2027年度に年間50億円の売上を目指します。
編集部の感想
編集部のまとめ
LCMセンター:IT機器運用の業務効率化を支援する「LCMセンター」を開設についてまとめました
今回のDNPによる「LCMセンター」の開設は、企業のIT化を支える重要なインフラとなりそうです。1日5,000台ものキッティングに対応可能な体制を整備し、IT機器の調達からキッティング、導入、運用管理までをワンストップで代行することで、企業の業務効率化に大きく貢献できると期待されます。
また、高度な業務設計ノウハウと強固なセキュリティ対策により、企業ごとの要件に柔軟に対応しつつ、機密情報の管理も徹底できる点も特徴的です。
IT機器の運用管理は企業にとって大きな負荷となっているため、DNPの新サービスが広く活用されることで、企業のDX推進をサポートできるのではないでしょうか。今後の展開にも注目していきたいと思います。
参照元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000868.000069194.html
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