ニュースの要約
- 株式会社ワコムが「産業DX総合展 2025 夏 東京」に出展
- 手書き入力ソリューションによる製造現場のペーパーレス化を支援
- 新製品「Wacom MovinkPad 11」を使った帳票入力のデジタル化を紹介
概要
株式会社ワコムは、2025年7月30日(水)から8月1日(金)まで東京ビッグサイトで開催される「産業DX総合展 2025 夏 東京」に出展し、製造現場のペーパーレス化を支援する手書き入力ソリューションを紹介します。
ブース内では、液晶ペンタブレット「Wacom(R) Cintiq(R) 24 touch 法人モデル」を活用した検図支援の例を展示し、図面への書き込みを紙と同じ感覚でデジタル上に反映できるため、違和感なくスムーズに作業を進められることを紹介します。
また、図面を見ながら製造に必要な部品や数量を洗い出す「拾い」と呼ばれる作業では、ワコムの液晶ペンタブレットを使えば、対象箇所に印をつけたり、補足メモを残したりといった手書きの工程を直感的に行え、視認性や作業の正確性を高められることを示します。
さらに、7月17日(木)に発表されたばかりの新製品「Wacom MovinkPad 11」を使った帳票入力のデジタル化も紹介します。OSやアプリを内蔵し、PC接続を必要としない書くことに特化したオールインワンデバイスで、点検や報告、記録といった現場手書き作業にも最適とのことです。
ワコムは、紙で行われてきた検図や帳票入力といった業務を、従来の作業フローを大きく変えることなくデジタル化し、製造現場のDX推進を後押しする取り組みを展開しています。
編集部の感想
編集部のまとめ
ワコム:株式会社ワコム、「産業DX総合展 2025 夏 東京」に出展についてまとめました
ワコムは、製造現場の課題に着目し、紙の作業をデジタル化しながらも従来の使い慣れた手書きの良さを活かせるソリューションを提案しています。特に、検図や帳票入力の業務では、ペンタブレットを活用することで作業の効率化と正確性の向上が期待できるでしょう。
また、7月に発表された新製品「Wacom MovinkPad 11」は、PC接続不要で手書き入力に特化したデバイスとして、点検や報告書作成などの現場業務にも活用できそうです。ワコムは、製造現場のペーパーレス化に貢献するスマートな製品ラインナップを展開し、DXの推進に寄与していく方針のようです。
このように、ワコムは「描く」「書く」にとどまらず、製造現場の作業を効率化する「かく」の分野にも注力しており、注目に値する取り組みと言えるでしょう。
参照元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000298.000016902.html
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