ニュースの要約
- freee人事労務において「時間帯タグ機能」の提供を開始
- 夜勤など特定の勤務に対する勤怠集計と手当計算が自動化できるようになった
- 医療福祉業界など変形労働時間制の多い業界に対応
概要
フリー株式会社は、freee人事労務において「時間帯タグ機能」の提供を開始しました。
これまでは特定の勤務ごとに決められた手当を支給するために、勤務予定と勤怠実績を確認しながら表計算ソフトなどで回数を集計し、算出した手当額をもとに給与計算を行っていましたが、計算にあたり時間帯タグを労務担当者が勤怠画面で1日ずつ登録する必要があり業務負荷が掛かっていました。
今回の時間帯タグ機能により、勤務パターンに時間帯タグを紐づけることが可能になり、予定として登録した時間帯タグは日ごとの勤怠詳細画面で確認することができます。特に医療福祉業界など夜勤勤務が発生する業界へのニーズに対応するため、勤怠集計と手当計算が自動でできるようになることで給与計算における労務担当の業務負担を軽減します。
また、医療福祉業界など2交代制の長時間労働が発生する業界において、勤怠登録日のみに勤怠記録が紐づいてしまい労働日数を1日しかカウントできなかったのですが、今回のアップデートにより明け勤務となる勤務を2日目としてみなし、夜勤を含む1勤務を2暦日として集計できるようになりました。そのため、就労証明書や出勤簿の提出時にfreee人事労務上から速やかに正確な勤務日数を保育園の申請や各種契約時に提出できるようになります。
編集部の感想
編集部のまとめ
freee人事労務:「時間帯タグ機能」の提供を開始 変形労働時間制の多い医療業界などのニーズに対応し勤怠集計と手当計算を自動化についてまとめました
今回のfreee人事労務の「時間帯タグ機能」の提供開始は、特に医療・福祉業界などの変形労働時間制の企業にとって大変有用な機能だと評価できます。
これまでは勤怠管理や給与計算で大きな労務負担がかかっていましたが、時間帯タグの活用により勤怠集計と手当計算が自動化されることで、正確な労働時間管理と給与計算が可能になります。
医療・福祉業界は人手不足が深刻な課題となっている中で、このような業務効率化の取り組みは現場の負担軽減に大きく貢献すると考えられます。
また、交代勤務の労働日数を2日としてカウントできるようになったことで、就労証明書などの提出書類作成も簡便化されます。freeeが顧客の課題解決に向けて機能改善を重ねていることは高く評価できるでしょう。
今後も、変形労働時間制の企業のニーズに合わせたプロダクト開発に期待が高まります。
参照元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001817.000006428.html
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