ニュースの要約
- 約4割の回答者が週1回以上生体認証を使用
- 31%の回答者が「サイバー犯罪者による生体認証データの悪用」に懸念
- 生体認証の安全性向上には多要素認証の活用が重要
概要
NordVPNが日本人1,000人以上を対象に実施した生体認証の利用実態に関する調査結果を発表しました。
調査によると、約4割の人が週1回以上の頻度で生体認証を使用していることが明らかになりました。一方で、31%の回答者が「サイバー犯罪者による生体データの悪用」に懸念を抱いているとのことです。
生体認証は便利な機能ですが、流出した場合に変更できないというリスクがあります。そのため、多要素認証の活用など、生体情報をより安全に活用する対策が重要になっています。
NordVPNのサイバーセキュリティ専門家は、生体情報の保護には慎重な取り扱いが必要だと指摘しています。顔写真の投稿には気をつけ、強力なパスワードの利用や多要素認証の導入など、ユーザー自身も生体認証の安全性向上に努める必要があるようです。
編集部の感想
編集部のまとめ
NordVPN:日本人の3人に1人が「生体認証データの悪用」を懸念!NordVPNが生体認証の利用実態に関する調査結果を発表についてまとめました
この調査結果から、生体認証は確かに日常的に利用されるようになってきているものの、ユーザーの中には「生体情報の悪用」に強い不安を感じている人もいることがわかりました。パスワードと比べて便利な生体認証ですが、一度流出すれば取り返しがつかないリスクもあるのが課題です。
NordVPNのアドバイスにもあるように、多要素認証の活用や、SNSへの生体情報を含む写真の投稿には十分気をつける必要があります。プライバシーを守りつつ、便利な生体認証を活用するには、ユーザー自身も積極的に対策を講じていくことが重要だと感じました。
参照元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000067.000072662.html
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