ニュースの要約
- Synologyが企業のミッションクリティカルなワークロード向けにアクティブ-アクティブNVMeオールフラッシュストレージソリューション「PAS7700」を発表
- PAS7700は、中断のない高性能サービスを提供するよう設計されており、最大200万IOPSと30GB/sのスループットを実現
- コスト効率を念頭に置いて設計されたPAS7700は、企業が主流なストレージのコストでプライマリストレージレベルのパフォーマンスと信頼性を実現できる
概要
Synologyは本日、企業のミッションクリティカルなワークロード向けに中断のない高性能サービスを提供するよう設計されたアクティブ-アクティブNVMeオールフラッシュストレージソリューション「PAS7700」を発表しました。
PAS7700は、2つのコントローラーと48のNVMe SSDベイを4Uシャーシ内に統合し、最大1.65PBまでスケールアップできる製品です。NVMe-oFを含む包括的なファイルおよびブロックプロトコルをサポートしており、最大2,048GBまでメモリをアップグレード可能で、高速100GbEネットワーキングにも対応しています。
要求の厳しいワークロード向けに最適化されたPAS7700は、エンドツーエンドのNVMe設計を活用してミリ秒単位の低レイテンシーと卓越したIOPSを実現し、最大200万IOPSと30GB/sのシーケンシャルスループットを達成します。また、Synology Driveやofficeなどのアプリケーションもサポートしており、既存のSynology製品スタックと比較して最大同時ユーザー数を3倍に増やすことが可能です。
コスト効率を念頭に置いて設計されたPAS7700は、企業が主流なストレージのコストでプライマリストレージレベルのパフォーマンスと信頼性を実現できます。インラインとオフラインの両方の重複排除を備えており、効率とパフォーマンスの最適なバランスを実現します。
PAS7700は2025年後半のリリースを予定しており、詳細については順次Synology公式ウェブサイトで公開されます。
編集部の感想
編集部のまとめ
PAS7700:企業のミッションクリティカルなワークロード向けアクティブ-アクティブ NVMeストレージソリューションを発表についてまとめました
今回Synologyが発表した「PAS7700」は、企業のミッションクリティカルなワークロードに最適化されたアクティブ-アクティブNVMeオールフラッシュストレージソリューションです。
高性能と信頼性を両立させ、最大200万IOPSと30GB/sのスループットを実現しているのが特徴です。また、コスト効率にも優れており、主流なストレージのコストでプライマリストレージレベルのパフォーマンスを提供できるのは魅力的です。
同時ユーザー数の大幅増加にも対応しているため、既存のユーザーにとってもメリットが大きいと考えられます。
今後の企業のデジタル化を加速させる存在になることを期待しましょう。
参照元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000007.000155929.html
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