ニュースの要約
- スペースリーが、生成AIを活用した不動産賃貸仲介業務の自動化を目指す実証事業を開始
- CAIO(Chief AI Officer)に川西智也氏が就任し、AI活用のさらなる推進体制を強化
- 物件提案、内見予約、契約案内などの一連の業務をAIエージェントが担うことを目指す
概要
空間データ活用プラットフォーム「スペースリー」を運営する株式会社スペースリーは、生成AIを活用した不動産賃貸仲介業務の自動化を目指す実証事業(PoC)を開始しました。
本取り組みは、物件提案、内見予約、契約案内までの一連の賃貸仲介業務をAIエージェントが担うことを目指したものであり、今後数ヶ月以内に3社程度の不動産事業者とのパートナー連携を予定しています。
また、この構想を強力に推進するため、新たにCAIO(Chief AI Officer)の役職を設置し、川西智也氏が就任しました。川西氏は京都大学大学院を修了後、関西電力やエネルギーテック企業で活躍し、上場にも貢献した実績を持っています。
本実証事業の成果をもとに、まずは3社程度の不動産事業者との連携を通じて、現場での検証とサービスチューニングを進め、2025年度中には正式なサービス提供を目指していきます。
編集部の感想
編集部のまとめ
スペースリー:生成AI活用による不動産賃貸仲介自動化の実証事業を開始についてまとめました
不動産業界では、賃貸仲介業務の人手不足や、オンラインでの完結型ニーズの高まりが大きな課題となっています。そうした中で、スペースリーがAIエージェントを活用した自動化に取り組むことは、ユーザーニーズに応えられる可能性を秘めています。
新たにCAIOに就任した川西氏の経験をうまく活かしながら、まずは3社程度の不動産事業者とのパートナー連携を通じて、現場での検証を重ね、サービスの実用性を高めていくアプローチは注目に値します。
物件提案からオンラインでの内見、契約手続きの省力化まで、一連の賃貸仲介フローをAIが担うことで、ユーザー体験の向上にもつながることが期待できるでしょう。今後の展開にも注目していきたいと思います。
参照元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000117.000031809.html
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