ニュースの要約
- 建設・不動産業界大手の大東建託が、人的資本経営の推進に向けてタレントマネジメントシステム「タレントパレット」を導入
- 「働きやすさ」と「働きがい」の2つの環境を整えて社員の力を最大化することを目指す
- 人材情報の可視化と活用によりデータに基づいた人事戦略の実現を目指す
概要
建設・不動産業界大手の大東建託株式会社が、中期経営計画の基本方針の一つとして「人的資本経営の推進」を掲げており、その中で「働きやすさ」と「働きがい」という2つの環境を整えていくことで社員の力を最大化することを目指しています。
そのため同社では、「人的資本の可視化」と「人事マネジメント業務の効率化・高度化」を推進できるインフラ構築が重要であると考え、タレントマネジメントシステム「タレントパレット」の導入を決定しました。従来の人事システムでは、社員の基本情報は保有しているものの、データが各システムに散在しており、パフォーマンスと関連性の高い社員のキャリア志向やスキル、コンピテンシーなどの人材データを可視化できていませんでした。
タレントパレットの導入により、人材情報を一元的に管理・活用できるようになり、人事マネジメントの意思決定の精度・スピードを高めるだけでなく、社員自身が自律的にキャリアを高めていけるプラットフォームとしての活用も期待されています。これによって、同社では更なる人的資本経営の推進が期待されます。
編集部の感想
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大東建託のような建設・不動産業界の大手企業がデータ活用型の人事マネジメントを導入するのは時代の流れに合っていると感じる
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社員の「働きやすさ」と「働きがい」を高め、人材の力を最大限に引き出そうとする同社の姿勢が評価できる
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タレントパレットの導入で、人材情報の一元化と活用が進み、科学的な人事戦略の推進につながることを期待したい
編集部のまとめ
「タレントパレット」:大東建託が人的資本経営推進のためタレントマネジメントシステムを導入についてまとめました
今回の発表は、建設・不動産業界の大手企業である大東建託が、人的資本経営の推進を目的としてタレントマネジメントシステム「タレントパレット」を導入したというものです。同社は、社員の「働きやすさ」と「働きがい」を高めることで社員の力を最大化したいと考えており、そのためには人材情報の可視化と活用が不可欠だと判断したようです。
タレントパレットの導入により、これまで各システムに散在していた社員情報を一元的に管理・活用できるようになり、人事部門の意思決定の精度・スピードが向上するだけでなく、社員自身のキャリア開発にも活用できるプラットフォームが構築できると期待されています。これによって、同社が掲げる人的資本経営の更なる推進につながるものと考えられます。
建設業界は労働力不足が深刻な問題となっている中で、このような人材活用に重点を置いた取り組みは同業他社の参考になるだけでなく、同社の人材競争力強化にもつながると評価できるでしょう。今後の同社の人材マネジメントの成果に注目していきたいと思います。
参照元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000214.000023180.html
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