ニュースの要約
- 東京消防庁が「東京消防庁INNOVATION PROJECT 2024」において、株式会社TransRecogのPDF書き込みソフトAxelaNoteを採択し、協働で施設管理のDX化を実現することを発表しました。
- 東京消防庁では、図面修正などの業務プロセスにおいてペーパーレス化が進んでおらず、PDFを活用することでこの課題を解決したいと考えています。
- TransRecogとの協定では、AxelaNoteの機能拡張や実証実験などを通じて、施設管理のデジタル化を推進していく予定です。
概要
株式会社TransRecog(本社:東京都港区)は、東京消防庁が進める「デジタル先端技術で消防行政市場をアツくする!!より『安全』『確実』『迅速』な消防・救急活動や、消防行政事務の効率化による、都政のQOS向上」に向けた「東京消防庁INNOVATION PROJECT 2024」に採択され、協定を締結しましたことをご報告しています。
東京消防庁では、発注前後の取引先との図面修正等のやり取りを手書きで行うことが多く、修正のたびに印刷を行うため、月平均で300キログラムの廃棄文書を排出しており、ペーパーレス化が進まない業務の一つとなっています。
そこで東京消防庁は、PDFを活用することで、図面の修正前後が容易に確認でき、発注者と受注者の間で齟齬が発生しない確実な図面契約を行えるよう、契約体制を構築し、併せて図面契約の形式を用いる事業においてペーパーレス化を推進したいと考えました。
TransRecogは、東京消防庁と協働してWindows用PDF書き込みソフトAxelaNoteを施設管理に適用するための実証を進めていきます。東京消防庁は実務面で課題を洗い出し、TransRecogはソフト面、ハード面でのコンサルテーション、AxelaNoteの改良などを行っていきます。
編集部の感想
編集部のまとめ
AxelaNoteでDX化実現へ!:TransRecog、東京消防庁と協働で施設管理の高度化を目指すについてまとめました
このたび、TransRecogが東京消防庁と協働で、同社のPDF書き込みソフトAxelaNoteを活用した施設管理のDX化に取り組むことが明らかになりました。
東京消防庁は、発注時の図面修正などの業務において、ペーパーレス化が十分に進んでいないことが課題となっていました。これに対し、AxelaNoteを活用することで、PDFを使った確実な図面管理や、ペーパーレス化の推進が期待できるとのことです。
TransRecogは、東京消防庁と密に連携しながら、AxelaNoteの機能改善やハード面での提案など、さまざまな取り組みを通じて、消防行政の効率化とサービスの向上に貢献していく計画です。
今回の取り組みは、自治体によるDXの推進という大きな流れの中で注目に値するものとなっています。行政の業務プロセスの改革につながるだけでなく、より高度な消防・救急活動への貢献も期待できる、意義深い取り組みだと言えるでしょう。
参照元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000015.000034918.html
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