ニュースの要約
- 福井コンピュータ株式会社が、BIM/CIM道路設計3DCADシステム「TREND ROAD Designer」のアップデート版を2025年5月20日にリリースする
- 測量CADシステム「TREND-ONE/Mercury-ONE」との連携で、国内仕様の図面や帳票の作成を効率化する
- テンプレートの拡充や既存機能のブラッシュアップを行い、BIM/CIM活用業務をさらに支援する
概要
建設業向けCADメーカーの福井コンピュータ株式会社は、BIM/CIM道路設計3DCADシステム「TREND ROAD Designer」のアップデート版を2025年5月20日にリリースする
「TREND ROAD Designer」は、米ベントレー・システムズ社の道路CAD「OpenRoads Designer」をベースに、国内法令および基準に準拠した道路・構造物設計が行えるよう改良した製品だ
この度のアップデートでは、自社の測量CADシステム「TREND-ONE/Mercury-ONE」との連携機能を追加し、3D道路モデルを2D図面や計算書に効率的に展開できるようになった
これにより、各発注機関の仕様に合った最終成果品の作成が効率化されるほか、3D道路モデル作成の効率化や2次元と3次元を融合したBIM/CIM活用業務の支援を強化している
また、テンプレートの拡充や既存機能のブラッシュアップも行われ、ユーザーニーズに合わせた機能強化がなされている
編集部の感想
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BIM/CIMを活用した道路設計の需要が高まる中、国内仕様への対応が課題となっていたことから、測量CADシステムとの連携によって最終成果物の作成を効率化できるのは大きな進化だと感じる
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テンプレートの拡充など使い勝手の向上も魅力的で、より実務に即したツールになったと評価できそう
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今後のBIM/CIM活用を見据えて、こういったソフトウェアの進化は業界全体の底上げにつながるのではないだろうか
編集部のまとめ
TREND ROAD Designer:福井コンピュータ株式会社、BIM/CIM道路設計3DCADシステムのアップデート版を2025年5月20日(火)リリースについてまとめました
福井コンピュータ株式会社が展開するBIM/CIM道路設計3DCADシステム「TREND ROAD Designer」のアップデート版が2025年5月20日にリリースされる
今回のアップデートの最大の特徴は、自社の測量CADシステム「TREND-ONE/Mercury-ONE」との連携機能の追加だ
これにより、3D道路モデルを2D図面や計算書に効率的に展開できるようになり、各発注機関の仕様に合った最終成果品の作成が効率化される
加えて、テンプレートの拡充や既存機能のブラッシュアップも行われており、ユーザーの使い勝手が向上している
国土交通省がBIM/CIMの活用を推進する中、建設コンサルタントなどの企業にとっては3D設計への対応が不可欠になっている
今回のアップデートは、BIM/CIM活用業務の支援をさらに強化するものと言えるだろう
今後、ソフトウェアの進化が業界全体の底上げにつながることを期待したい
参照元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000040.000048160.html
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