デスクトップ産業ロボットDobotMG400(R):株式会社GRIPSがSMC株式会社、旭エシコ株式会社の支援を受けてピッキングソリューションパッケージの販売を開始

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ニュース

ニュースの要約

  • 株式会社GRIPSがデスクトップ産業ロボットDobotMG400(R)の吸着式ピッキングソリューションパッケージの販売を開始
  • SMC株式会社の真空パッドと組み合わせたソリューションパッケージを提供
  • 旭エシコ株式会社のコンパクトコンプレッサユニットも選択可能

概要

株式会社GRIPS(千葉県流山市、代表取締役:森田康)は、製造業をはじめとして応用が進んでいるデスクトップ産業ロボットDobotMG400(R)の代表的な用途である吸着式のワークピッキングソリューションとして、SMC株式会社の真空パッドと組み合わせたソリューションパッケージを構成し、2025年4月より販売を開始します。

このパッケージには、DOBOT社製のMG400に同梱されるシングル吸着パッドのほかに、SMC製真空パッドZPシリーズ/ベロウ形状3種(ZP20BS、ZP2-B25JS、ZP2-B30JS)が同梱されます。ZPシリーズの特徴は、省寸法であり、MG400の機動性と組み合わせることで、対象ワークの表面形状の差異や吸着位置の位置決め精度の制約に柔軟性を与え、よりフレキシブルなピック&プレイス動作を実現することが可能となります。

さらに、このパッケージにはオプションとして、SMC製のコンパクトコンプレッサCRPユニットを選択することも可能であり、工場の空圧系とは独立したピッキングシステムを構成することも可能です。このコンプレッサーは、旭エシコ株式会社のインテグレーションにより、デスクトップで利用できるコンパクトコンプレッサユニットとして提供されます。

このピッキングソリューションパッケージは、GRIPS、SMC、旭エシコの3社により、SMCのハンドリングラボを利用して生まれたオープンイノベーション企画の成果です。3社は今後も、ロボットと空圧機器を組み合わせた使い勝手の良いソリューションを開発し、工場のスマート化やラボラトリーオートメーション分野で貢献していきます。

編集部の感想

    業界の有力企業である株式会社GRIPS、SMC株式会社、旭エシコ株式会社の3社が協力して開発したこのソリューションパッケージは、デスクトップ産業ロボットの活用をさらに促進していく可能性を感じられます。
    省スペースで使いやすいコンパクトなソリューションは、製造現場やラボなどでの活用が期待できそうです。
    3社の協力による製品開発は、オープンイノベーションの良い事例だと思います。

編集部のまとめ

デスクトップ産業ロボットDobotMG400(R):株式会社GRIPSがSMC株式会社、旭エシコ株式会社の支援を受けてピッキングソリューションパッケージの販売を開始についてまとめました

このたび、株式会社GRIPSがデスクトップ産業ロボットDobotMG400(R)の吸着式ピッキングソリューションパッケージの販売を開始したことは、製造現場や研究開発現場での自動化促進に大きな影響を与えそうです。

GRIPS、SMC、旭エシコの3社の協力により生み出されたこのソリューションは、ロボットと空圧機器を組み合わせたコンパクトで使いやすい製品となっており、幅広い現場での活用が期待できます。

特に、ワークの表面形状の違いや吸着位置の精度に柔軟に対応できるようになったことは高評価です。また、オプションのコンプレッサユニットにより工場の空圧系とは独立したシステムを構築できるのも魅力的な点だと思います。

今後、このようなデスクトップ型ロボットを活用したソリューションが、製造現場やラボの自動化を一層加速させていくことが期待されます。

参照元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000026.000057289.html