ニュースの要約
- 株式会社GRIPS、TsukArmRobotics株式会社、株式会社MTMシステムズの3社が、自動分注ソリューションパッケージの正式販売を開始
- 分注ロボットOT-2(R)と垂直多関節ロボットを組み合わせ、分注作業と付随する作業を統合的に自動化
- ソフトウェアの統合制御や、顧客要件に合わせたシステムインテグレーションも提供
概要
株式会社GRIPS、TsukArmRobotics株式会社、株式会社MTMシステムズの3社が、これまで5年にわたり手掛けてきた分注工程の自動化に向けた取り組みの成果として、Opentros社製の分注ロボットOT-2(R)と各種ロボットアームを組み合わせた自動分注ソリューションを正式に販売開始する。
このソリューションでは、OT-2(R)が分注作業を担当し、マイクロタイタープレートのセット・取り出しや外部検査装置へのマウントなどの補助的作業を垂直多関節ロボットなどで自動化する。各ロボットの制御はROS2を実装したエッジコンピュータにより統合制御され、顧客のシステム要件に合わせたソフトウェアのシステムインテグレーションが提供される。
また、分注ロボットやロボットアームの単体導入から、システムアップグレードにも対応可能となっている。3社は長年の実証プロジェクトで培った経験を活かし、幅広い顧客ニーズに合わせたソリューションを提供していく。
編集部の感想
編集部のまとめ
自動分注ソリューションパッケージ:株式会社GRIPSと、TsukArmRobotics株式会社、株式会社MTMシステムズによる正式販売開始についてまとめました
この自動分注ソリューションは、長年培ってきた3社の実績を結集した製品だといえます。単体の分注ロボットやロボットアームの導入から、より高度な自動化まで、顧客の要件に合わせてカスタマイズしてくれるのが大きな魅力です。特に、製薬や食品、化学など分注工程の自動化ニーズが高い分野で注目を集めそうです。
また、OT-2(R)やUFactory、DOBOT製品など、幅広いロボット製品に対応しているので、既存設備との組み合わせも可能でしょう。今後の事例拡大に期待が高まる商品だと言えるでしょう。
参照元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000025.000057289.html
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