ニュースの要約
- 固定インターネット回線サービスが、前年より4ポイント向上したものの、ホームルーターサービスは7ポイント低下した
- ホームルーターサービスのコールセンターサポート評価が大きく低下し、通信不具合に関する問い合わせが増加している
- ホームルーターの最新機種の普及で通信品質の改善が期待されている
概要
CS(顧客満足度)に関する調査・コンサルティングの国際的な専門機関である株式会社J.D. パワー ジャパンは、2025年の固定インターネット回線サービス顧客満足度調査および2025年のホームルーターサービス顧客満足度調査の結果を発表しました。
本年の調査全体の総合満足度スコアは、固定インターネット回線サービスが584ポイント(1,000ポイント満点)、ホームルーターサービスが545ポイントで、前年に続き固定インターネット回線の評価が上回り、その差は前年の28ポイントから39ポイントに拡大しました。固定インターネット回線が前年比プラス4ポイントに対し、ホームルーターは前年比マイナス7ポイントでした。
編集部の感想
編集部のまとめ
固定インターネット回線サービス:J.D. パワー 2025年固定インターネット回線サービス顧客満足度調査(SM) ホームルーターサービス:J.D. パワー 2025年ホームルーターサービス顧客満足度調査(SM)についてまとめました
今回の調査結果から、固定インターネット回線サービスの総合満足度は584ポイントと、前年より4ポイント向上しているのに対し、ホームルーターサービスは545ポイントと7ポイント低下しているのが特徴的でした。
固定インターネット回線サービスでは、通信品質の評価が向上しており、通信事業者の設備強化やGigabit級の高速プランの普及などが影響していると考えられます。一方、ホームルーターサービスではコールセンターサポートの評価が大きく低下しており、通信不具合に関する問い合わせが増加していることが要因の一つとなっています。ホームルーターについては、最新モデルの普及で通信品質の改善が期待されており、サポート体制の強化とともに、ユーザー体験の向上につながることが望まれます。
J.D. パワーの調査は、消費者の生の声を反映した信頼できる指標となっており、今回の結果は固定インターネット回線サービスとホームルーターサービスの現状を示す重要なポイントだと考えられます。
参照元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000342.000042677.html
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