ニュースの要約
- キヤノンが、ハイアマチュアフォトグラファー向けA3ノビ対応インクジェットプリンター「imagePROGRAF PRO-G2」を発売
- 新顔料インク「LUCIA PRO II」の採用により、200年もの長期保存が可能な高品質な印刷が実現
- 製品梱包材にプラスチックを使用せず、段ボールやパルプモールドを採用し環境配慮
概要
キヤノンは、大判インクジェットプリンター「imagePROGRAF(イメージプログラフ)」シリーズの新製品として、ハイアマチュアフォトグラファー向けA3ノビ対応10色顔料インク搭載モデル”imagePROGRAF PRO-G2″を2025年3月中旬に発売します。
新製品は、撮影した写真をきれいに印刷し、作品として長きにわたり鑑賞・展示したいというフォトグラファーのニーズに応えるプリンターです。新顔料インク「LUCIA PRO II(ルシアプロツー)」の採用により、PROシリーズの特長である豊かな色彩や、濃く深い黒の表現などが可能で優れた写真画質を実現します。さらに、従来機種から印刷物の耐光性と耐擦過性を大幅に強化し、高品位な作品づくりを支援します。
新顔料インク「LUCIA PRO II」では、紫外線に強く劣化しづらい顔料を採用しているため、印刷物の耐光年数は従来機種の60年から200年へと大幅に向上し、作品として長期間の保存や鑑賞が可能です。また、光沢紙/半光沢紙への印刷時は、インクに新たに添加したワックスが表面を滑らかにするため、印刷物は耐擦過性にも優れています。
さらに、光沢紙/半光沢紙への印刷では、透明インク「クロマオプティマイザー」が反射光を抑制し光沢を均一にするため、写真本来の色を忠実に再現します。ファインアート紙への印刷では、黒濃度の高いマットブラックインクが深みのある引き締まった黒の表現を可能にします。これらにより、豊かな色彩や被写体の質感を再現し、表現力に富んだ高品位な作品を実現します。
製品梱包材にも環境への配慮が見られ、従来機種で使用していた発泡スチロールを全てリサイクル可能な段ボールやパルプモールドに切り替えることで、ワンウェイプラスチックの排出量を削減しています。
編集部の感想
編集部のまとめ
キヤノン:ハイアマチュアフォトグラファー向けA3ノビ対応インクジェットプリンターを発売 新顔料インクにより耐光性を200年まで大幅強化し高い写真画質と両立についてまとめました
キヤノンが発売する新製品「imagePROGRAF PRO-G2」は、フォトグラファーの作品づくりに大きな変革をもたらすものと期待できます。
特に注目なのは、新顔料インク「LUCIA PRO II」の採用により、印刷物の耐光年数が従来機種の60年から200年へと大幅に向上したことです。写真作品を長期的に保存・鑑賞できるようになることで、フォトグラファーの創作意欲を大いに喚起するでしょう。
さらに、製品梱包材にプラスチックを使用せず、環境に配慮した素材を採用したことも高く評価できます。この取り組みは、サスティナブルな社会実現に向けた一石となりそうです。
また、光沢紙から半光沢紙、ファインアート紙など幅広いメディアに対応しつつ、豊かな色彩と深みのある表現を実現できる点も魅力的です。こうした高品質な印刷クオリティはフォトグラファーの作品価値を高めることでしょう。
以上のように、「imagePROGRAF PRO-G2」は様々な革新的な機能を備えており、ハイアマチュアフォトグラファーの創作の可能性を大きく広げてくれることが期待できます。
参照元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001081.000013980.html
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