ニュースの要約
- 東京都渋谷区の公式Webサイトにモリサワのユニバーサルデザインフォントが採用されました。
- Webサイトを制作するクリエイターの68%がUDフォントを使用していることがわかりました。
- モリサワのUDフォントは文字の可視性と可読性に優れていることが特徴です。
概要
株式会社モリサワのユニバーサルデザインフォント(以下UDフォント)が、東京都渋谷区の公式Webサイト「渋谷区ポータル」でリニューアル後に採用されました。
モリサワの2024年に行った調査によると、Webサイトを制作するクリエイターの68%が「UDフォントを使用する」と回答しており、UDフォントの活用が広がっていることが明らかになりました。
自治体のWebサイトでは、様々な背景を持つ方が閲覧することから、誰もが理解しやすい情報発信が求められます。渋谷区では、「スマートフォンユーザーの増加」を意識し、横幅が狭く設計された「UD新ゴ コンデンス90」を採用することで、読みやすさと文字数の両立を実現しました。
この取り組みは、コンセプトやデザイン性が評価され、グッドデザイン賞を受賞するとともに「グッドデザイン・ベスト100」にも選出されています。
編集部の感想
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自治体のWebサイトでも、誰もが理解しやすい情報発信が求められるのは当然ですね。UDフォントの活用によって、より多くの人が快適に利用できるようになったと感じます。
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Webサイトを制作するクリエイターの68%がUDフォントを使用しているというデータは、UDフォントの普及が進んでいることを示していますね。これからもますます活用が広がっていくことでしょう。
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渋谷区のWebサイトが高い評価を受けているのは、UDフォントの採用によってユーザビリティが向上したことが大きいと思います。公共の場でもデザインとユーザー目線が両立できることを示した好事例だと感じました。
編集部のまとめ
モリサワ:リニューアルを実施した渋谷区公式Webサイトにモリサワのウニバーサルデザインフォントが採用されましたについてまとめました
今回の発表は、東京都渋谷区の公式Webサイトがリニューアルに際して、モリサワのUDフォントを採用したというものです。UDフォントは、障害の有無や年齢に関わらず、より多くの人が読みやすいことを目的に開発されており、渋谷区Webサイトの更新により、スマートフォンユーザーにも配慮した形で実装されたことがわかりました。
興味深いのは、Webサイトを制作するクリエイターの68%がUDフォントを使用しているという調査結果です。これは、UDフォントの普及が進んでいることを示しており、公共の場でも、より多くの人にとって使いやすいデザインが採用されるようになってきていることがうかがえます。
デザインとユーザビリティのバランスを取ることは簡単ではありませんが、渋谷区Webサイトの事例は、その両立が可能であることを証明しています。今後も、UDフォントを活用したWebサイト制作が広がっていくことが期待されます。
参照元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000531.000010848.html
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