ニュースの要約
- 株式会社Cybaba ReFlex事業部が、株式会社マザーディクショナリーが運営するフードパントリー「景丘の家」にパソコンを寄贈
- 寄贈したパソコンは、ソフトウェアのサポート終了やパフォーマンス低下などの理由で廃棄寸前だったが、Googleの「Chrome OS Flex」をインストールすることで再び活用できるようになった
- この取り組みは、「もったいない’モノ’で もったいない’コト’を解決しよう」というReFlex事業部の理念に基づいている
概要
今回の取り組みは、株式会社Cybaba ReFlex事業部が、株式会社マザーディクショナリーが運営するフードパントリー「景丘の家」に、パソコンを寄贈するというものです。
多くのパソコンはソフトウェアのサポート終了やパフォーマンス低下などの理由で廃棄されてしまうのですが、その中にはまだ継続使用が可能な状態のものも少なくありません。そこで、ReFlex事業部は「もったいない’モノ’で もったいない’コト’を解決しよう」というビジョンのもと、この取り組みを実施しました。
具体的には、会社のオフィスがあった渋谷区(現在は港区に移転)で、ひとり親家庭や生活困窮世帯などに物資を無料で提供しているフードパントリー「景丘の家」に協力を依頼。そして、バッテリーが完全放電してしまった(ACケーブル接続時に使用可能)という理由で市場から敬遠されていた15.6インチ・12.1インチのパソコンを、クリーニングやセットアップの上、約30台を寄贈しました。
これらのパソコンは、Windowsのバージョンが古く脆弱性のある状態でしたが、Googleが提供する「Chrome OS Flex」をインストールすることで、特別な設定なしにGoogleアカウント1つで即座に使えるようになりました。また、ブラウザベースのサービスを快適に利用できることも大きなメリットです。
今回の取り組みは、Cybaba ReFlex事業部と「景丘の家」を運営する株式会社マザーディクショナリーが密接に連携しながら実施したものです。Cybabaは単なるパソコンの提供にとどまらず、利用者の声を積極的に収集し、アフターサポートにも注力しています。今後もこの活動を通じて、環境負荷の低減とITアクセス機会の創出により、社会全体の豊かさ実現につなげていきたいとしています。
編集部の感想
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リユースされるパソコンが、ユーザーにとっても利用しやすい仕様にアップグレードされていて、すぐに使えるようになっているのが良いですね。
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脆弱性のある古いパソコンでも、Chrome OS Flexを使うことで安全に活用できるのはインパクトが大きいと感じます。
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Cybabaと「景丘の家」が連携しながら、利用者の声を反映させるなど、丁寧な取り組みが印象的です。
編集部のまとめ
パソコン寄贈:「もったいない”モノ”」で「もったいない”コト”」を解決しようについてまとめました
今回のニュースは、株式会社Cybaba ReFlex事業部によるパソコン寄贈の取り組みについて報じたものです。多くのパソコンが性能の低下や脆弱性の問題から廃棄されていく中で、Cybabaはそうした「もったいない’モノ’」を活用して、パソコンを持たない人々の「もったいない’コト’」を解決しようとしています。
具体的には、バッテリー切れで使えなくなったパソコンを修復し、Googleの「Chrome OS Flex」をインストールすることで、セキュリティ面でも使い勝手の良いリユースPCとして提供しています。また、寄贈先の「景丘の家」と密接に連携しながら、利用者の声を反映させるなど、ニーズに寄り添った取り組みを行っているのが特徴的です。
こうした「モノ」と「コト」を結びつけるアプローチは、持続可能な社会の実現に貢献するものと評価できるでしょう。また、製品寿命の延長や環境負荷の低減にもつながる取り組みだと言えます。今後も継続的な支援や、さらなる連携拡大などによって、この活動の輪が広がっていくことを期待したいと思います。
参照元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000150653.html
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