ニュースの要約
- 世界的な石油・ガス企業のTotalEnergiesがグローバルに運用する資産ポートフォリオの管理・サービスのためにIFS Cloudを選択した
- IFSのEAM(企業資産管理)とサービスを含む構成可能でスケーラブルなIFS Cloudプラットフォームが、TotalEnergiesの将来のERPソリューションと統合される
- TotalEnergiesは、13,500人以上のユーザーが世界中の資産のメンテナンスを実行できるようになる
概要
2025年1月31日、英国ロンドン発-エンタープライズクラウドおよび産業用AIソフトウェアの大手プロバイダーであるIFSは、石油、バイオ燃料、天然ガス、グリーンガス、再生可能エネルギー、電力などのエネルギーの生産と販売を行う世界的な統合エネルギー企業であるTotalEnergiesが、グローバルに運用する資産ポートフォリオの管理とサービスのための単一プラットフォームとしてIFS Cloudを選択したことを発表しました。
TotalEnergiesは、資産運用管理プロセスの変革という課題に対応するために、単一データモデル内のEAM(企業資産管理)とサービスを含む、構成可能でスケーラブルなIFS Cloudプラットフォームの力を活用する包括的なIFS.aiを活用したソリューションを選択しました。TotalEnergiesは、探査、生産、精製、化学などのすべての資産を単一のプラットフォームで維持することができ、管理コストを削減し、資産の寿命を延ばすことで、ダウンタイムを最小限に抑え、資産の収益性を最大化することができます。完全に導入されると、世界中の13,500人以上のユーザーが資産のメンテナンスを実行できるようになります。
この戦略的な導入は、資産管理とサービスを単一のプラットフォームに合理化し、TotalEnergiesの将来のERPソリューションと統合するTotalEnergiesのEAMプロジェクトの基礎となります。IFSのCEOであるマーク・モファットは、「将来の資産パフォーマンスを確保するためのミッションクリティカルで影響力の大きいプロジェクトにおいて、世界有数の石油・ガス企業と協力できることを大変嬉しく思います。IFSの石油・ガスに関する深い専門知識と産業に特化した産業AIイノベーションをTotalEnergiesが信頼していることを誇りに思います。私たちはTotalEnergiesに、グローバルオペレーションとシームレスに統合する、機敏で将来に対応したプラットフォームを提供します。」と述べています。
編集部の感想
編集部のまとめ
TotalEnergies社、グローバル資産管理の変革にIFSを選択についてまとめました
今回のニュースは、世界有数の石油・ガス企業TotalEnergiesがグローバルな資産管理の変革にIFSを選択したというものです。TotalEnergiesは、IFSのEAMソリューションと産業AIの力を活用し、グローバルオペレーションを統合した最適なプラットフォームを構築することで、資産の収益性向上やコスト削減などを実現できるとしています。高度な技術力とグローバルな顧客基盤を持つIFSが、TotalEnergiesの戦略的な変革を支援することができるのは特に注目に値するでしょう。双方の協業によって、エネルギー業界のリーディングカンパニーが変革を遂げられるのを期待したいと思います。
今後もエネルギー業界の動向に注目が集まると思われますが、こうした大手企業のIT/デジタル化への取り組みは、単なる個別の事案だけではなく、業界全体の変革を示唆するものと考えられます。エネルギーの安定供給と収益性向上は喫緊の課題であり、IFSのような先端技術を活用した革新的なソリューションが果たす役割は大きいと言えるでしょう。
参照元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000063.000064235.html
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