ニュースの要約
- グラフィックデザイナーだった島崎氏が、偏光板アートで独自の世界を開拓
- 偏光板の特性を活かしてセキュリティ技術「ミラーレン」を開発
- 足立区の「足立ブランド」企業として、国内外に技術を発信している
概要
有限会社プリントアートの島崎勝信代表は、デザイナーからものづくりの人に大きな転身を遂げた人物です。
グラフィックデザインの仕事に違和感を感じていた島崎氏は、約40年前に偶然手に入れた偏光板との出会いで、独自の世界を開いていきます。
普通の素材にはありふれた偏光板ですが、島崎氏の手で新しい可能性を引き出されました。色が現れたり、角度によって変化したりする不思議な現象に魅了された島崎氏は、偏光板を使ったアート作品の制作に没頭していきます。
このユニークな技術は、東京都発明展で東京都知事賞を受賞し、特許も取得されています。さらに、液晶ディスプレイの必須部品である偏光板を応用して「ミラーレン」というセキュリティ製品の開発にまで繋がったのです。
現在、島崎氏の偏光板アート作品は全国の科学館などで展示されるほか、足立区の「足立ブランド」企業としても認定されて、その技術が注目されています。
80代を過ぎながらも、なおも新しい可能性を追い求め続ける島崎氏の創造性と探究心は、まさに「光の魔術師」と呼ぶにふさわしい存在と言えるでしょう。
編集部の感想
編集部のまとめ
プリントアート:グラフィックデザイナーから「光の魔術師」への転身。偏光板アートで世界を変える!(有)プリントアートが「東京インターナショナル ギフト・ショー」に出展。進化を続ける足立区の81歳、エネルギーの源を探る!についてまとめました
グラフィックデザイナーから独自のアートを生み出す「光の魔術師」へと転身した島崎氏の軌跡は、まさに驚くべきものがあります。
偶然から始まった偏光板との出会いが、科学と芸術の融合を生み出し、さらには産業界にも大きな影響を与えていることに、私たちは大変感銘を受けました。
特に、島崎氏が自らの特許を放棄し、偏光板アートを多くの人に広めていこうとする姿勢は、ユニークな技術を世に普及させるだけでなく、自身の創造性を高め続けようとする探究心の表れだと言えるでしょう。
今回の東京インターナショナル ギフト・ショーへの出展をきっかけに、さらに多くの人々が島崎氏の偏光板アートに触れ、その不思議な世界を体験できることを期待しています。
高齢を重ねながらも、なお新しい挑戦を続ける島崎氏の姿勢には、私たち編集部としても大きな刺激を受けました。
このような企業が、足立区の「足立ブランド」として認定されていることは、その技術力と地域貢献の高さを示すものと言えるでしょう。
これからも島崎氏が、偏光板の可能性を最大限に引き出し続けていくことを願っています。
参照元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000089.000136487.html
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