ニュースの要約
- ナイスモバイルが100台の電子黒板を教育機関に寄贈し、寄贈後3か月で約62%の教育機関が「教育環境が改善された」と回答
- 教育現場では活用が一定程度定着し、探究学習やSTEAM教育、産学連携といった次の教育展開を見据える段階に入りつつある
- オンライン活用は進む一方で、準備や片付けの手間、機器性能の課題が明らかになった
概要
ナイスモバイル株式会社は、MAXHUB「All in One Meeting Board V6 CFシリーズ」の営業用デモ機を全国の教育機関に100台寄贈しました。寄贈後3か月経過時点での活用状況や、GIGAスクール構想の現状を把握するため、寄贈先の教育機関にアンケート調査を実施しました。
その結果、回答のあった71件のうち、約62%の教育機関が「教育活動の環境が良くなった」と回答し、「良くならなかった」とする否定的評価は0件でした。また、今後の教育活用に対する意識としても、約68%が「教育を活用した先進的な取り組みを行いたい」、約62%が「大学や企業とオンラインで連携し、学びの機会を広げる取り組みに興味がある」と回答しており、教育現場では活用が一定程度定着し、探究学習やSTEAM教育、産学連携といった次の教育展開を見据える段階に入りつつあることが明らかになりました。
一方で、オンライン活用に関しては、回答のあった71教育機関のうち約66%がオンライン会議を、約55%がオンライン授業を実施しているものの、「準備や片付けに時間がかかる」「カメラ・マイク・スピーカーの性能に課題がある」といった課題も明らかになりました。
編集部の感想
編集部のまとめ
電子黒板寄贈:教育機関の約62%が「教育環境改善」を実感 ┃ 日本の教育の”今”を見るについてまとめました
今回のアンケート調査の結果から、電子黒板などのICT機器の活用が教育現場で一定程度定着し、次の展開への期待感が高まっていることが窺えました。特に、ナイスモバイル株式会社が寄贈した電子黒板(MAXHUB「All in One Meeting Board」)については、短期間で高い評価を得られたことは注目に値します。教育現場のニーズにきちんと応えられる製品を提供することの重要性が示されています。
一方で、オンライン活用については、まだ課題が残っているという現状も明らかになりました。NEXT GIGA期における更なるDX推進に向けて、機器性能や運用面での改善が求められるでしょう。教育のDXには、技術面だけでなく、教育現場の実態に寄り添った取り組みが欠かせません。ナイスモバイル株式会社のような企業による支援が、今後の日本の教育の発展につながることを期待しています。
参照元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000062.000048231.html















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