ニュースの要約
- 保護者の74.8%がAI対応ノートPCを希望、AIが必須条件に
- 学生の73.8%がAIを「身近な相談相手」と感じている
- PC選びでAI対応が重要な基準に、AIスキルが就職に有利
概要
NEW STANDARD株式会社が運営するシンクタンク「NEW STANDARD THINK TANK」は、全国の高校3年生~大学生および保護者を対象に『Z世代新大学生・保護者 “AI×ノートPC選び” 実態調査2026』を実施しました。
調査の結果、保護者の74.8%が「AIが使えるノートPCを選びたい」と回答し、AI対応PCは大学進学時の必須条件として捉えられつつあることが明らかになりました。また、学生の73.8%がAIを「身近な相談相手」、”学びや生活を支える相棒=AI棒(相棒)”と感じていることも分かりました。
PC選びにおいても、従来の「性能」「価格」に次いで、「AI対応」が44.1%と主要判断軸に浮上しています。さらに、学生の62.8%が今後のPC購入でAI機能を重視すると回答しており、「AIで何ができるか」がPC選択理由に直結しつつあります。
保護者の理由の最多は「AIスキルが将来の就職・キャリアに有利になる」(39.8%)で、実際に就職活動でAIを活用した学生の49.1%が「納得のいく結果になった」と回答し、22.9%は希望企業への内定獲得に結びついています。このように、AIは学習効率の向上にとどまらず、学生のキャリア形成そのものに影響を与える”AI棒(相棒)”へと進化していることがわかります。
編集部の感想
編集部のまとめ
【Z世代新大学生・保護者 “AI×ノートPC選び” 実態調査2026】:Z世代新大学生のノートPC選びは “AI棒(相棒)”性能が問われる時代へについてまとめました
今回の調査結果からは、Z世代の新大学生にとってAIがすでに日常的な存在となっており、PCの選び方もAI対応を重視するようになってきていることがわかりました。単なる学習ツールとしてではなく、悩み相談や進路設計など、学生生活全般にわたってAIが深くかかわっているのが特徴的です。
また、保護者もAIのスキルが就職・キャリアにつながることを意識しており、ノートPC選びの基準にAI対応を据えるようになってきていることが分かります。つまり、PCはもはや大学4年間の学習だけでなく、その先の人生をも見据えた存在になりつつあるのだと感じられます。
生活のあらゆる場面でAIが活用される時代に突入した今、学生・保護者の双方がAIを単なるツールではなく、不可欠な”相棒”として捉えるようになってきたことは、教育現場やテクノロジー企業にとっても大きな示唆を与えるものだと言えるでしょう。この調査結果からは、Z世代がAIと共生しながら、新しい学びと生活様式を築きつつあるその姿が垣間見えるようです。
参照元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000061.000020295.html















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