ニュースの要約
- 生成AIの認知度は9割超だが、実際の利用は3割にとどまっている
- 生成AIの利用にはPCのスペックが重要だと感じる人が6割以上
- 生成AIはテキスト生成が中心で、画像・動画・音声は9.5%にとどまる
概要
中古パソコンショップ「アルパカPC」を運営する株式会社もっとは、全国の一般PCユーザー500名を対象に「生成AI利用実態調査（2025年）」を実施しました。
その結果、生成AIの認知度は90.4%と高い一方で、実際に使ったことがある人は29.6%にとどまっていることが明らかになりました。また、生成AIを使う際にPCのスペックが重要だと答えた人は60.8%もいることが分かりました。
生成AIの利用者の多くはテキスト生成AIが中心で、画像・動画・音声生成AIの利用者は9.5%にすぎません。つまり、生成AIは「まだ自分ごとになっていない」状況が伺えます。
この調査結果を受け、アルパカPCでは、OSや初期設定を済ませ、生成AIの利用もサポートする「生成AIスターターパックPC」を2025年12月12日より発売することを発表しました。
編集部の感想
編集部のまとめ
株式会社もっと：「認知9割、利用3割の壁」を破る生成AI活用術とは？についてまとめました
今回の調査結果から見えてきたのは、生成AIに対する一般ユーザーの認知度は高いものの、実際の利用率は低いということです。その背景にあるのは、生成AIを利用するためにはハイスペックなPCが必要だと感じている人が多いことです。
しかし、多くの生成AIサービスはクラウド型で、ワープロやWebブラウジングができる一般的な中古PCでも十分に活用できます。つまり、「PCスペックが心配」という心理的ハードルを下げることができれば、生成AIの利用を広げていくことができるのではないでしょうか。
そこでアルパカPCが企画したのが、OSから基本ソフト、さらにはチャットAIへのアクセスも用意した「生成AIスターターパックPC」です。これにより、生成AIに興味はあるものの、一人で始めるのは敷居が高いと感じていた層にも、手軽に利用を始められるきっかけを提供できるのではないでしょうか。
生成AIの可能性は広がりつつあり、その恩恵を一人でも多くの人に感じてもらえるよう、アルパカPCの取り組みに期待したいと思います。
参照元：https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000173364.html
人気記事