ニュースの要約
- 飲食店向け経営管理ツール「FLARO」とfreee会計がAPI連携を開始しました。
- 仕訳登録が自動化され、「FLARO」の売上データをfreee会計に自動連携します。
- 飲食店の数カ月先のキャッシュフローを予測することが可能です。
概要
フリー株式会社は、株式会社flaroが提供する、飲食店向け経営管理ツール「FLARO」とfreee会計のAPI連携およびfreeeアプリストアへの掲載を開始しました。
経済産業省のデータによると、日本の国民のキャッシュレス決済比率は30%を超え、右肩上がりで増加し続けています。キャッシュレス決済の普及により決済の効率化が進む一方で、飲食業界ではクレジットカードやQRコード決済などの売上金が決済代行会社を通じて入金されるまでにタイムラグが生じ、資金繰りを予測しにくいという課題が発生していました。
今回のAPI連携により、日常の仕訳登録の自動化に加え、「FLARO」の売上データをfreee会計に自動連携することが可能になるため、「FLARO」で蓄積されたキャッシュレス決済の入金データをfreee会計の資金繰りレポートに自動反映できます。
これにより、数カ月先の法人のキャッシュフローを正確に可視化することが可能となり、黒字倒産のリスクを回避しながら、データに基づいた適切な経営判断を下すための基盤が構築されます。
編集部の感想
編集部のまとめ
FLARO:飲食店向け経営管理ツールとfreee会計のAPI連携を開始、キャッシュレス決済比率30%越えに対応し、入金情報の連携で持続的な経営をサポートについてまとめました
今回のニュースでは、飲食店向け経営管理ツール「FLARO」とfreee会計のAPI連携が開始されたことが報告されました。キャッシュレス決済の普及に伴う入金遅延などの課題に対し、両社の連携によって売上データの自動連携や数カ月先のキャッシュフロー予測が可能になり、飲食店の経営管理が大幅に効率化されることが期待されます。
特に、「FLARO」とfreee人事労務の連携も完了したことから、飲食店の経理、人事労務の両分野にわたる総合的なデータ管理体制が整備されたと言えます。これにより、飲食店の経営課題をより網羅的に解決できるソリューションが提供されることになります。
経営者はもちろん、各部門の担当者にとっても、両サービスのデータ連携は大変魅力的な機能だと思います。飲食店の生産性向上に貢献できる強力なツールだと評価できるでしょう。
参照元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001947.000006428.html















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