ニュースの要約
- クオンタムソリューションズとWemadeが、Wemadeの人気IPゲームを対象とした取引プラットフォーム「GLMMO」の共同開発及び運営に関する戦略的提携を締結
- GLMMOはブロックチェーン技術を活用し、ゲーム内アイテムの取引をトークン化することで、ゲーム内経済の実体経済への統合を目指す
- クオンタムソリューションズがAIインフラを提供し、Wemadeのゲーム開発力と組み合わせることで、新たなデジタル資産の創造を目指す
概要
クオンタムソリューションズ株式会社は、韓国の上場企業であるWemade Co., Ltd.と、オンラインゲーム内アイテムの取引を可能にするEコマース・プラットフォーム「GLMMO」の共同開発及び運営に関する覚書(MOU)を締結しました。
GLMMOは、Wemadeの代表的なIPゲームと公式に連携する初のアイテム取引プラットフォームです。また、クオンタムソリューションズのブロックチェーン技術を活用し、取引活動及びキャッシュフローをイーサリアムネットワーク上でトークン化する初の試みとなります。
従来のWeb3ゲームとは異なり、GLMMOはWemadeが保有する数百万人規模の課金ユーザーを対象とするAAA級ゲームを特徴としています。ブロックチェーンの焦点は、失敗に終わった「Play-to-Earn」モデルを追随するのではなく、実在企業のキャッシュフローをオンチェーン化する点に置かれています。
また、クオンタムソリューションズが提供するAIインフラを活用し、ユーザー自身がAIを使ってゲーム内アイテムを生成できる機能も開発中です。これにより、ブロックチェーンとAIを融合した新しいデジタル資産経済の構築を目指します。
両社が持つ強みを活かし、トークン化されたゲーム経済の世界的リーダーとしてGLMMOを発展させ、プレイヤーが創造するコンテンツを実体経済に裏付けられた新たなデジタル資産として確立していくことを目指しています。
編集部の感想
編集部のまとめ
クオンタムソリューションズ:クオンタムソリューションズとWemade、戦略的提携を締結についてまとめました
今回の提携は、Wemadeの人気IPゲームとクオンタムソリューションズのブロックチェーン・AI技術を組み合わせ、新しい形のゲーム内アイテム取引プラットフォームの構築を目指すものです。
従来のWeb3ゲームとは一線を画し、数百万人規模の課金ユーザーを抱える大規模なIPを活用することで、既存のゲームプレイヤーにもアピールできる可能性があります。また、ブロックチェーンとAIの融合によって、ゲーム内アイテムをデジタル資産として確立し、ゲーム経済と実体経済の接続を目指す野心的な試みだと評価できます。
今後の展開に期待がかかりますが、ゲームユーザーの利便性やセキュリティの確保など、課題も多いと思われます。クオンタムソリューションズとWemadeが、ブロックチェーン技術とAI技術を最大限に活かした新しいゲーム経済の構築に成功できるかが注目されます。
参照元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000049.000077168.html















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