ニュースの要約
- 丸紅I-DIGIOグループがRPAツール「WinActor」とkintoneを連携するプラグイン「WinActor for kintone」に、APIクエリを簡単に作成できる「kintone API Query Creator」を追加
- kintone API Query Creatorは、直感的なGUI操作でクエリを自動生成し、プログラミング知識がなくても正確なクエリを短時間で作成できる
- RPAシナリオやAPI連携の開発期間を短縮し、kintone活用の高度化に貢献する
概要
丸紅I-DIGIOグループのデジタルソリューションセグメントを担う丸紅情報システムズ株式会社は、RPAツール「WinActor(R)」とサイボウズ株式会社のクラウドサービス「kintone」を連携させるプラグイン「WinActor for kintone」に、新たに「kintone API Query Creator」を追加し、2025年12月から提供を開始します。
kintoneは、ノーコードで業務アプリの作成やカスタマイズを実現し、チームのコラボレーションやデータ管理を効率化できる便利なクラウドサービスです。しかし、API連携のためのカスタムクエリの作成には、フィールド型ごとの演算子の違い、文字列のクォートやエスケープ、日付時刻のUTC表記など、習得のハードルが高いのが課題でした。
そこで登場したのが「kintone API Query Creator」です。これは、クエリ記述の課題を解消し、簡単にエラーのないクエリを作成・検証できるWindows向けデスクトップアプリケーションです。直感的なGUI操作で、プログラミングの知識がなくても正確なクエリを短時間で作成できます。また、生成されたクエリはリアルタイムで確認でき、kintone上の対象データプレビューで意図した絞り込みができているかを即座に確認できます。
このkintone API Query Creatorと「WinActor for kintone」を組み合わせることで、APIやプログラミングの知識を必要とせず、簡単な操作だけで高度な自動化を実現できるようになります。エンジニアではない方でも業務の自動化を推進でき、設計・検証の手戻りを削減し、開発期間の短縮にもつながる便利なツールといえます。
編集部の感想
編集部のまとめ
「kintone API Query Creator」:kintoneのAPIクエリ作成を効率化する新サービスを丸紅I-DIGIOが提供開始について
今回の発表では、RPAツールの「WinActor」とkintoneを連携させるプラグイン「WinActor for kintone」に、新しいツール「kintone API Query Creator」が加わりました。このツールは、kintoneのAPI連携に欠かせないクエリの作成を簡単に行えるようにしたものです。
kintoneは、業務アプリの作成やデータ管理などに広く活用されているクラウドサービスですが、API連携のためのクエリ作成には知識が必要で、ハードルが高いのが課題でした。「kintone API Query Creator」ではGUIで直感的に操作できるため、プログラミングの知識がなくても正確なクエリを短時間で作成できるようになります。
これにより、RPAシナリオやAPI連携の開発期間を短縮でき、kintoneの活用をより高度化することができます。エンジニアではない現場の担当者でも自動化を推進できるのは大きなメリットだと思います。
丸紅I-DIGIOグループは、この新しいツールを通じてkintoneの利便性をさらに高め、お客様のデジタルトランスフォーメーション推進を強力にサポートしていく方針です。現場の業務効率化に大きな効果が期待できそうですね。
参照元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000036.000145332.html















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