ニュースの要約
- 法人化の主なきっかけは「事業を本格化するため」が大多数
- 個人事業主から法人化までの期間が1年未満が半数近く
- 個人事業主時代の年間所得は100万円以下が3割
概要
freee会社設立を提供するフリー株式会社は、個人事業主からの法人化移行に関するアンケート調査を実施しました。
調査の結果、法人化のきっかけは「事業を本格化していくため」が最も多い回答となりました。次いで「取引先から法人化をすすめられた」「知り合いから法人化を進められた」という結果でした。
また、個人事業主として経験した期間は1年未満が46%と半数近くを占める一方で、3年以上経験した方も34%いることがわかりました。さらに、法人化の検討開始から登記までの期間が1年以内が80%を占めるなど、短期間で法人化が進んでいることが明らかになりました。
一方で、個人事業主時代の年間所得は100万円以下が3割を占めており、必ずしも売上や利益が高い方が法人化を選択しているわけではないことがうかがえました。
編集部の感想
編集部のまとめ
freee:個人事業主からの法人化移行に関するアンケート調査を実施 – 法人化までの半数近くが1年未満という結果にについてまとめました
今回のfreeeによるアンケート調査の結果は、個人事業主から法人化に移行する際の実態を如実に示しているといえます。
まず注目なのは、法人化の主なきっかけが「事業を本格化するため」であるという点です。個人事業主として事業を始めたものの、更なる飛躍を目指して法人化に踏み切るケースが多いのがわかります。
また、法人化までの期間が1年未満という回答が半数近くを占めていることも興味深い結果です。短期間で法人化を検討し、実行に移す個人事業主が数多くいることが分かりました。さらに、年収100万円以下の方でも法人化を選択しているのは意外な結果といえるでしょう。
以上のように、freeeのアンケート調査からは、個人事業主から法人化への移行が活発に行われている実態が浮き彫りになりました。自身の事業拡大を目指して、スピーディーに法人化を実現する個人事業主の姿勢が感じ取れる結果となっています。
参照元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001754.000006428.html
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