ニュースの要約
- 株式会社システムクリエイトが、Formlabs社の光硬化式3Dプリンタ「Form 4」のOpen Material Modeを使用して、サードパーティ材料「Fortレジン(耐候性)」でプリントできることを発表。
- Fortレジンは高い耐候性と耐熱性、低収縮性を持ち、屋外環境での使用に適した材料。
- Form 4でFortレジンを使用して造形することで、従来の専用材料では難しかった屋外用パーツの製造が可能になる。
概要
株式会社システムクリエイトは、Formlabs社製の光硬化式3Dプリンター「Form 4」のOpen Material Modeを使用して、自社開発の耐候性樹脂「Fortレジン」でプリントテストに成功したことを発表しました。
Fortレジンは、東京都立産業技術研究センターで500時間の耐候性試験を実施した結果、曲げ強さ・曲げ弾性率・曲げ伸び・破断点といった各種項目で大きな変化がないことが確認された、高耐久性の材料です。
また、耐熱性や低収縮性、洗浄性や低臭気といった特徴も持ち合わせているため、屋外での使用に適したサードパーティ材料となっています。
Form 4のOpen Material Modeを活用することで、Fortレジンを使用したプリントが可能になり、これまで専用レジンでは難しかった屋外用途の部品製造が行えるようになります。システムクリエイトは、Fortレジンの販売と併せて、Form 4の技術サポートも提供しています。
編集部の感想
編集部のまとめ
「Fortレジン(耐候性)」:株式会社システムクリエイト、Formlabs Form 4 Open Material Modeを使用して光硬化式3Dプリンタ用サードパーティ材料のプリント成功を発表についてまとめました
システムクリエイトの発表によると、同社が開発したサードパーティ材料「Fortレジン」は、優れた耐候性と耐熱性、低収縮性を備えており、従来の専用材料では難しかった屋外用途のパーツ製造が可能になるとのことです。
Formlabs製3Dプリンタ「Form 4」のOpen Material Modeを活用することで、Fortレジンを使ったプリントが行えるようになったことは、3Dプリンタの用途拡大につながる重要な技術進歩だと言えるでしょう。
サードパーティ材料の開発は、3Dプリンタの市場を大きく広げる可能性を秘めています。システムクリエイトのFortレジンが、今後さまざまな分野での活用が期待されます。
参照元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000193.000140772.html
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