ニュースの要約
- ひとり情シス協会が、一般社団法人日本能率協会と共同で「ひとり情シス大学1日コース」を名古屋で初開催
- 中堅中小企業の製造業向けのIT・デジタル人材育成を目的とした初のリスキリングコース
- 受講者満足度は高く、名古屋地区での開催需要も高いことが示された
概要
一般社団法人ひとり情シス協会は、一般社団法人日本能率協会と協力し、2025年2月に「ひとり情シス大学1日コース」を名古屋で初めて開催することで合意しました。
中堅中小企業では新型コロナ禍以降、リモートワークやBCP対策などにIT化・デジタル化が急務になっています。しかし、IT担当者やIT業務を兼務する管理部門の担当者に業務が集中し、スキル不足で様々な対応に苦慮している現状があります。特に従業員100名以下の企業では、昨今のIT化・デジタル化ニーズに対応する専任のひとり情シスが12.2%しかおらず、他業務との「兼任ひとり情シス」が69.1%を占めています。
「ひとり情シス大学1日コース」は、東京や関西地区で既に開催されており、受講者の満足度は88.5%と高い評価を得ています。今回、名古屋地区での初開催に至った背景には、中京圏に当コースの対象企業が約1.8万社あるという需要の高さがあります。
講座内容は、一般社団法人ひとり情シス協会が策定した「ひとり情シス大学」初級編カリキュラムを1日コースに編成したものです。ひとり情シスの心構えからIT基礎知識、トラブルシューティング、製造業向けのポイントまでを網羅しています。講師には、情シス経験19年の現役ひとり情シスが担当します。
編集部の感想
編集部のまとめ
ひとり情シス大学1日コース:【ひとり情シス協会】名古屋で初開催についてまとめました
中堅・中小企業におけるIT人材不足の深刻さが浮き彫りになっています。特に100名以下の企業では、ひとり情シスが専任ではなく他業務との兼任状態が多数を占めています。そのようなひとり情シスの現状を鑑み、ひとり情シス協会と日本能率協会が立ち上げたのが「ひとり情シス大学1日コース」です。製造業特有のIT・デジタル化への対応など、ひとり情シスが直面する課題を網羅的に学べるコンテンツとなっています。名古屋での初開催を機に、中京圏の中堅・中小企業のひとり情シスにも広く浸透することを期待したいですね。
参照元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000072801.html
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