誤った行為を肯定するわけではありませんが、このゲームには確かに独特の魅力があります。プレイヤーは悪の一般教科書に沿って行動しながら、自分だけの夢の邸宅を作り上げていきます。地元住民を標的にした残虐な罠を設置し、最恐の悪魔の館を作り上げていくのはなんとも面白い体験です。
ただし、開発者がゲームを完全に放棄してしまったことで、新たな更新やコンテンツが一切ありません。結果として、ゲーム自体が停滞してしまっているのが残念です。
どんなゲーム？
「MachiaVillain」は、悪役となってゾンビや怪物の手を借りながら、自分だけの恐怖の館を作り上げていくシミュレーションゲームです。地元の一般市民を次々とトラップにかけて犠牲にし、館の威力を高めていきます。ホラー映画の悪役のような振る舞いが求められますが、ゲームシステムはシミュレーションRPGのようなゲームプレイになっています。
地元のNPCを次々とトラップに嵌めて殺害し、邸宅の規模と恐怖度を高めていく。そのために様々な罠を設置したり、ゾンビやドラキュラといった怪物を使役したりと、独特の悪役体験ができるのが魅力です。ゲームの進行にあわせて新しいアイテムや機能をアンロックしていく楽しさもあります。
MachiaVillainの評価は？
本作の唯一のユーザーレビューでは、ゲームとしての内容は高く評価されています。「面白く良いアイデアのゲームだった」と述べられており、悪役になって戦略的に邸宅を作り上げていく楽しさが伝わってきます。しかし同時に、開発者がゲームを完全に放棄してしまったため、新しいコンテンツが一切追加されないまま放置されているのが残念だと指摘されています。つまり、ゲーム自体の内容は評価できるものの、開発サポートの面では大きな問題があるといえるでしょう。
DLCはある？
本作にはDLCの情報はありません。ゲームの公式ページやユーザーレビューを確認しましたが、追加コンテンツの配信予定などの情報は見つかりませんでした。開発者が完全に放棄してしまっているため、今後DLCが配信される可能性は極めて低いと考えられます。現状では、本編のみのシンプルな内容でゲームを楽しむしかないようです。
MachiaVillainは無料で遊べる？
ゲームの販売ページを確認したところ、MachiaVillainは有料タイトルであり、無料でプレイすることはできません。一度購入すれば、ゲームを自由に楽しめるようになります。
マルチプレイはある？
MachiaVillainにはマルチプレイ機能はありません。ユーザーレビューや公式情報を確認したところ、プレイヤーはソロでゲームを進めることになります。お互いの悪魔の館を競い合うような対戦要素なども存在しません。1人で自分だけの恐怖の館を作り上げていく、シングルプレイ型のゲームシステムになっています。
対応言語は？
MachiaVillainは英語のみに対応しているようです。ユーザーレビューを見る限り、日本語を含む他の言語での展開はされていないようです。プレイには英語の理解が必要となりますので、日本語ユーザーにとっては少しハードルが高いかもしれません。
動作環境は？最低要件
- OS: Windows 7 / 8 / 10
- プロセッサ: Intel Core i5 または AMD Ryzen 3
- メモリ: 8 GB RAM
- グラフィック: NVIDIA GTX 760 または AMD Radeon R9 270X
- ストレージ: 8 GB 以上の空き容量
上記が最低動作環境のようですが、より快適にプレイするには高スペックなPCがおすすめです。特にグラフィックボードの性能が重要になってきそうです。
PC GAME NAVI編集部レビュー
MachiaVillainは悪役になれる独特の体験が魅力のホラーシミュレーションゲームです。悪の一般教科書に沿って行動しながら、自分だけの恐怖の館を作り上げていくのは楽しい体験となります。ただし残念なことに、開発が完全に放棄された状態で新しいコンテンツが追加されることはありません。そのため現状では停滞したタイトルといえるでしょう。（編集部）
MachiaVillainの評価・DLC・日本語対応をまとめました
本作は開発者の放棄によりコンテンツ追加が行われていないものの、プレイヤーが悪役となって恐怖の館を作り上げていくという独特の体験ができます。ただし日本語対応はなく、英語理解が必要となります。DLCの配信予定もないため、現状の内容がそのままゲームの最終形態となる見込みです。
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