懐かしの1990年代のシリコンナイツ製作ゲームが25年ぶりにSteamで復活しました。ファンタジーとストラテジーを融合させた「Fantasy Empires」は、多彩なキャラクターや戦闘、そしてコンピューターが仲介するダンジョンマスターシステムなど、当時の先進的な要素が随所に散りばめられています。
ゲームを進めるに連れ、仲間を増やし勢力を拡大していくのが楽しい作品です。今こそ、新しい時代のプレイヤーにも楽しんでいただきたい1本です。
どんなゲーム?
「Fantasy Empires」は、ファンタジーの世界観とストラテジーゲームを融合させた作品です。初めは小さな王国の指導者として始まり、AI操作の20以上の敵国とたたかいながら、同盟を結んだり部隊を増やしたりと、徐々に自分の帝国を築き上げていきます。
ゲームの舞台となるのは、人間、エルフ、オーク、ドワーフなどの種族が共存する世界。キャラクターとのインタラクションや建設、戦闘など、多岐にわたる要素が用意されています。特徴的なのは、コンピューター上のダンジョンマスターが全てのゲーム要素を仲介するシステムで、1993年当時としては極めて先駆的な試みでした。
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Fantasy Empiresの評価は?
今回のSteam版「Fantasy Empires」に寄せられた評価は概して良好です。1990年代の人気作品を懐かしむユーザーからは高い評価が寄せられています。
特に評価の高かったのはゲームシステムの奥深さです。ユーザーは「1990年代の思い出の作品」「コンピューターが仲介するダンジョンマスターが素晴らしい」と絶賛しています。一方で、コントローラーサポートの不具合を指摘する声もあり、一部のユーザーは残念な思いをしたようです。
DLCはある?
現時点では「Fantasy Empires」にDLCの情報はありません。ただ、元々のパッケージ版には拡張パックも販売されていたため、今後DLCの配信に期待できるかもしれません。
また、ゲーム内容の改善や修正に関するアップデートは行われる可能性が高いでしょう。ゲームの評価を見る限り、ユーザーからの要望は強いと考えられます。
Fantasy Empiresは無料で遊べる?
「Fantasy Empires」はSteamで1,480円(税込)で販売されており、無料で遊べるタイトルではありません。ただし、セールなどで値引きされる可能性もあるので、気になる方は注目してみるといいでしょう。
マルチプレイはある?
「Fantasy Empires」には、1人プレイに加えて最大4人までのマルチプレイ機能が搭載されています。
ゲームの概要を見る限り、AIキャラクターとの対戦のほかにも、プレイヤー同士で勢力を競い合うなど、様々な対戦モードが用意されていると思われます。
ユーザーのレビューにも、マルチプレイを楽しんでいる様子がうかがえるので、ゲームを通じた交流を味わえる1本だと言えるでしょう。
対応言語は?
「Fantasy Empires」の対応言語は英語のみとなっています。日本語を含む他の言語には対応していないようです。
ただし、ユーザーの声を見る限り、英語に不慣れなプレイヤーでも楽しめるゲームシステムになっているようです。また、ゲームのルールや操作方法、キャラクターの能力などは直感的に理解できるものと考えられます。
動作環境は?最低要件
「Fantasy Empires」の動作環境および最低要件は以下の通りです。
- OS:Windows 7 以降
- プロセッサ:2GHz以上
- メモリ:4GB RAM
- ストレージ:2GB以上の空き容量
- グラフィック:DirectX 9.0c対応のビデオカード
比較的低スペックなPCでも動作するようなシンプルなグラフィックスなので、ゲーミングPCでなくても遊べる作品だと言えるでしょう。
PC GAME NAVI編集部レビュー
「Fantasy Empires」は、1990年代の人気RPG「Dungeon Master」シリーズのように、プレイヤーの思考と行動を仲介するコンピューターキャラクターが登場するという画期的なシステムを搭載しています。
戦略性の高いゲームプレイと、ダンジョンマスターによるアドバイスやクエストなど、独自の世界観が楽しめる作品です。マルチプレイにも対応しているので、友人と協力したり競争したりしながらゲームを進めるのも面白そうです。(編集部)
Fantasy Empiresの評価・DLC・日本語化をまとめました
「Fantasy Empires」は1990年代の人気作品をリマスターした作品で、ファンからは高い評価を得ています。特に当時先進的だったダンジョンマスターのシステムが魅力的です。DLCについては現時点での情報はありませんが、今後の展開に期待できます。また、日本語には対応していないものの、直感的なゲームシステムなので英語が苦手な人でも楽しめるでしょう。
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