- ブラウザだけで対局できる無料将棋があり、インストール不要で今すぐ始められる
- Windows向けの無料将棋ソフトを使えば、オフライン環境でも本格的な対局や棋譜解析が可能
- 初心者向けには難易度調整機能があるソフトを選ぶと挫折しにくい
- 上級者には思考エンジンを組み込んで解析まで行えるGUI系ソフトがおすすめ
- 選ぶポイントは「手軽さ」「棋力」「対局相手の有無」の3点
PCで無料将棋を楽しむ2つの方法
PCゲームとして将棋を楽しむ方法は大きく分けて2つある。ひとつはブラウザでそのまま遊ぶタイプ、もうひとつはソフトをダウンロードしてインストールするタイプだ。前者は手軽さが魅力で、後者はカスタマイズ性や解析機能の充実度で勝る。まずはそれぞれの特徴を押さえておこう。
市販の有料ソフトはGUI(対局画面)と思考エンジンが一体化した状態で提供されるため、購入してインストールするだけですぐに遊べる。一方で無料ソフトの場合は、GUI部分と思考エンジン部分を別々に用意して組み合わせる必要があるケースが多く、PC操作に慣れていない人にはやや手間に感じられることもある。ただし近年は初心者でも扱いやすい統合型の無料ソフトも増えており、選択肢は豊富になっている。
インストール不要で遊べるブラウザ将棋
とにかくすぐに一局指したいなら、ブラウザ完結型の将棋サービスが最も手軽だ。ソフトのダウンロードや設定作業が一切不要で、PCを開いたその場で対局を始められる。
Lishogi
登録なし・広告なし・追加プラグインも不要で遊べるオンライン将棋サービス。コンピュータ相手はもちろん、友人との対局やランダムマッチングでの対人戦にも対応している。無料の将棋サイトの中でも動作が軽く、思考エンジンの強さも段階的に選べるため、腕試しから練習まで幅広く使える。
ぴよ将棋w
ブラウザ上で動作するWeb版の対局将棋アプリ。棋譜をブラウザ内に保存できるほか、合言葉を使って友人と通信対局を楽しむ機能も備えている。CPU戦だけでなく、対人戦を気軽に試したい人にも向いている一本だ。
将棋ウォーズ
日本将棋連盟公認のオンライン将棋サービスで、洗練されたグラフィックと操作性が特徴。10分・3分・10秒など複数の持ち時間ルールが用意されており、初心者からベテランまで自分のペースに合った対局を選べる。ブラウザ版に加えてアプリ版も展開されているため、PCとスマホで続きを指すといった使い方もしやすい。
Windowsにインストールする無料将棋ソフト
オフライン環境でじっくり練習したい人や、棋譜解析まで踏み込みたい人には、PCにインストールするタイプの将棋ソフトが向いている。ネット接続なしでいつでも対局でき、動作も安定しやすい。
K-Shogi
Windows向けの無料将棋ソフトで、全40段階の難易度を細かく調整できるのが特徴。駒の動かし方を覚え始めたばかりの人から、最高レベルではアマチュア六段クラスに相当するとされる強さまでカバーしており、長く使い続けられる懐の深さがある。指し手の分析機能や次の一手を提示する機能も搭載されており、上達のための復習にも役立つ。
ねずみ将棋
インストール作業が不要で、ダウンロードしてすぐに使える初心者向けの無料将棋ソフト。CPUの強さはアマチュア三段程度とされており、将棋を覚えたてのタイミングにちょうど良い手応えになっている。シンプルな操作画面なので、余計な設定に悩まされずに対局へ集中できる点も魅力だ。
ShogiHome
Windows・Mac・Linuxのマルチプラットフォームに対応したモダンなUIの将棋アプリ。USI・CSAプロトコルに対応しており、公開されている将棋AIを登録して解析や検討に使ったり、AI同士を対局させて指し手の傾向を学んだりすることもできる。将棋所やShogiGUIと同様、思考エンジンを組み合わせて使う上級者向けの選択肢だ。
ShogiGUI + 思考エンジン
ShogiGUIは無料で配布されている将棋の対局・棋譜管理ソフトで、やねうら王や水匠といった強豪思考エンジンを組み込むことで、対局だけでなく本格的な棋譜解析まで行えるようになる。導入の流れは大まかに次の通りだ。
- 思考エンジンの配布ページから圧縮ファイルをダウンロードする
- ダウンロードした圧縮フォルダーを展開(解凍)する
- ShogiGUIの「ツール」メニューからエンジン設定を開き、思考エンジンを読み込む
- 対局設定でスレッド数などのCPU使用率を調整する
思考エンジンはPCのCPU性能をそのまま棋力に変換できるのが強みで、設定を詰めていくほど本格的な検討環境に近づく。少し手間はかかるが、無料で最強クラスの相手と対局・解析ができる点は大きな魅力だ。
無料将棋ソフト・サービスの比較早見表
特徴を整理すると、以下のように棲み分けができる。自分の目的に合わせて選ぶと失敗しにくい。
| 名称 | 形式 | おすすめの人 |
|---|---|---|
| Lishogi | ブラウザ | 登録なしですぐ対局したい人 |
| ぴよ将棋w | ブラウザ | 友人と通信対局したい人 |
| 将棋ウォーズ | ブラウザ/アプリ | 持ち時間を選んで真剣勝負したい人 |
| K-Shogi | インストール型 | 難易度を細かく調整したい人 |
| ねずみ将棋 | インストール不要 | 将棋を覚えたばかりの初心者 |
| ShogiHome | インストール型 | 複数OSで解析まで行いたい人 |
| ShogiGUI+エンジン | インストール型 | 最強クラスの相手と対局・解析したい人 |
自分に合った無料将棋の選び方
選び方の基準は「どのくらい手軽に始めたいか」と「どこまで棋力を追求したいか」の2軸で考えるとわかりやすい。
まず今すぐ気軽に一局指したいという人は、ブラウザ完結型のLishogiやぴよ将棋wから試すのがおすすめだ。インストールの手間がないぶん、思い立ったタイミングでそのまま対局に入れる。友人と気軽に対局したい場合は、通信対局機能を持つサービスを選ぶと良い。
一方でじっくり棋力を伸ばしたい、あるいは自分の指し手を振り返って検討したいという人には、K-Shogiのような難易度調整機能付きのソフトや、ShogiGUIに思考エンジンを組み込むスタイルが向いている。最初はやや設定に手間取るかもしれないが、慣れれば市販の有料ソフトに匹敵する環境を無料で構築できる。
将棋をこれから始める人は、まずアマチュア三段程度のCPUと対局できるねずみ将棋やK-Shogiの低難易度設定から入り、慣れてきたら思考エンジンを使った解析環境にステップアップしていく流れが無理なく続けやすい。詰将棋の問題集を用意しているサービスもあるため、対局と並行して活用すると上達のスピードが上がりやすい。
まとめ
PCで将棋を楽しむ方法は、ブラウザだけで完結する手軽なサービスから、思考エンジンを組み込んで本格的に検討まで行えるソフトまで幅広く揃っている。まずはLishogiやぴよ将棋wのようなインストール不要のサービスで気軽に対局を試し、もっと腰を据えて棋力を伸ばしたくなったらK-ShogiやShogiGUI+思考エンジンといったインストール型の環境に挑戦してみるのがおすすめだ。自分の目的とペースに合わせて選べば、費用をかけずに長く将棋を楽しみ続けられる。
PCで遊べる無料将棋7選|インストール不要ですぐ対局をまとめました
無料で将棋を楽しむ選択肢は、ブラウザ型のLishogi・ぴよ将棋w・将棋ウォーズと、インストール型のK-Shogi・ねずみ将棋・ShogiHome・ShogiGUI+思考エンジンに大別できる。手軽さを取るか、棋力追求のための解析環境を取るかで選び分けるのがポイントだ。まずは気軽に触れられるサービスから始めて、自分に合った将棋との付き合い方を見つけてほしい。













