ニュースの要約
- EIZOが手術・内視鏡向け4Kモニター「CuratOR EX2742」を新発売
- 従来の32型から55型に加え、新たに27型モデルを設けることで柔軟な設置が可能に
- 高精細4K解像度、高輝度・高コントラスト、外光の映り込みを抑える機能を備えた高性能モニター
概要
EIZO株式会社は、手術・内視鏡向けの4Kモニター「CuratOR EX2742」を2026年5月27日に新発売します。
これまでのCuratORシリーズは32型から55型までのラインナップでしたが、今回新たに27型のコンパクトモデルを加えることで、手術室のレイアウトに合わせて柔軟に設置できるようになりました。27型サイズは視認性と省スペース性のバランスが良く、近距離でも画面全体を把握しやすい設計です。
EX2742は4K UHDの解像度を採用し、手術顕微鏡や内視鏡、手術支援ロボットなどから入力される4K映像を高精細に表示します。また、発光効率の高いLEDバックライトを搭載し820cd/m2の高輝度と2000:1の高コントラスト比を実現。さらにオプティカルボンディング加工により外光の映り込みを軽減し、明るい手術室でも高い視認性を発揮します。
その他の特徴として、RS-232C端子を備え外部機器との連携が可能、BT.2020のエミュレーションやHDR対応で手術映像をリアルに表示、2画面同時表示にも対応するなど、手術・内視鏡に最適化された機能を備えています。
EIZO株式会社は、このEX2742を2025年12月11日から13日に横浜で開催される「第38回 日本内視鏡外科学会総会」の自社ブースにて展示する予定です。
編集部の感想
編集部のまとめ
EIZO:手術・内視鏡向け4Kモニターのラインナップを拡充、コンパクトな27型モデルを発売についてまとめました
EIZOが発表した新型4Kモニター「CuratOR EX2742」は、手術や内視鏡分野において高精細な映像表示を実現する高性能モデルといえます。これまでのラインナップに27型サイズを新たに加えたことで、手術室のスペース状況に応じた柔軟な設置が可能になりました。
4K解像度による高精細映像再現に加え、高輝度・高コントラストの表示性能、オプティカルボンディング技術による外光の映り込み抑制など、医療現場のニーズに応える機能を備えています。さらに外部機器との連携も可能で、手術映像の同時モニタリングなど、幅広いユースケースに対応できる製品設計となっています。
EIZO社は医療分野においてもサステナビリティへの取り組みを強化しており、環境配慮型の製品開発を推進しています。CuratOR EX2742も、EIZOが目指す「映像を通じて豊かな未来社会を実現する」という企業理念のもと開発された、医療の高度化に貢献する製品だと言えるでしょう。
参照元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000035.000021537.html















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