IPC-221：コンパクト設計でデスクトップ級の性能を実現する産業用IPC

ニュースの要約

• コンパクト設計でデスクトップ級の高性能を実現する産業用IPC「IPC-221」を発表
• 幅広い制御のニーズに合わせた拡張I/Oを提供
• 省スペース設置と高性能コンピューティングを両立

概要

アドバンテック株式会社が、コンパクト設計でデスクトップ級の高性能を実現する産業用IPC「IPC-221」を発表しました。

IPC-221は、前世代と比較してデスクトップCPU性能(65W)を片面I/O構成のコンパクトボックス型PC(240×233×93mm)に搭載しているため、機械統合やキャビネット設置などの省スペース用途に最適です。 また、幅広い産業用制御のニーズに対応する安定した高性能コンピューティングを提供します。

高性能かつ幅広いCPU世代に対応するコンパクト設計を実現し、ソフトモーション軸制御やHMIデータ可視化など高負荷産業用途のリアルタイム処理と安定性を実現します。さらに、最新のCPUモジュールとの連携により、エッジAIワークロードを効率的に実行できるため、スマート製造や自動化環境に最適なソリューションといえます。

IPC-221はPCIeスロットや多数のCOMポートを備え、外部機器との柔軟な接続が可能。リモートスイッチ機能を持つことから、スマート製造やさまざまな産業環境での運用にも適しています。 コンパクト設計、高性能処理、幅広いI/O拡張を備え、モーション制御、データ収集、ビジョンシステムを統合したクローズドループ制御を実現するエッジコントローラとして活用できます。

10月より量産を開始したIPC-221は、スマート製造ラインのオンライン印字やデータ収集に幅広く採用されており、運用効率の大幅な向上が期待できます。

編集部の感想

コンパクトサイズながらデスクトップクラスの高性能を実現したIPC-221は、スペース制限のある現場でも活躍できそうですね。
豊富なI/O拡張性とリモート機能で、様々な産業現場での活用が期待できそうです。
エッジAIにも対応しているので、スマート製造など最新の産業ニーズにも合致していると感じました。

編集部のまとめ

IPC-221：コンパクト設計でデスクトップ級の性能を実現する産業用IPCについてまとめました

アドバンテックが発表した「IPC-221」は、コンパクトボディながらデスクトップクラスの高性能CPUを搭載した産業用IPCです。 省スペースの設置が求められる現場でも、デスクトップ並みの高い処理性能を実現しているのが特徴です。

さらに、PCIeやCOMポートなど豊富なI/O拡張性を備え、外部機器との連携も容易。またリモート機能も搭載しているため、スマート製造ラインやさまざまな産業現場での活用が期待できます。
エッジAIにも対応しているので、AIやIoTを活用したスマート化にも寄与できるでしょう。

コンパクトサイズながら高性能と拡張性を兼ね備えたIPC-221は、産業分野における新しいソリューションを提供するものと考えられます。省スペースの現場で高度な制御や収集、可視化を実現できる、魅力的な製品だと評価できるでしょう。

参照元：https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000186.000073476.html